武装探偵社のわんこ。

わん×Trick or Treat！！ ページ6

番外編です♪

＊＊＊＊＊＊＊

今日はハロウィン！！
外はハロウィンの飾り付けで賑やかに飾られている。

そして私も仮装…というかハロウィンの犬用の衣装を着ている。

『わんっ！』

乱歩さん！Trick or Treat！！

「え？僕？あげないよ？犬用のお菓子はないよー」

ちっ…

諦めて違う人のところへ行く。

『わんっ！』

与謝野女医、ナオミちゃん、谷崎くんTrick or Treat！！


「お、一緒に飲むかイ？」

え、

「与謝野女医ダメですよ！わんちゃんにお酒だなんて！」

「に、兄様っ」

すると与謝野女医の目がキラリと光る。


「じゃあアンタが妾の酒に付き合ってくれるのかい？そりゃいいね大歓迎だ」

ダメだこりゃ…


「あ、そういえばお菓子ありますのよ！わんちゃん用の！」

わあ！！
嬉しすぎる！！

そうしてナオミちゃんからお菓子をもらったのであった。

それからは敦くん、国木田さん、社長、賢治くん、事務の方々にお菓子をいただいたのだ！
※わんちゃん用のお菓子


「あー、大量大量！」

太宰さんが大量のお菓子を持って帰ってきた
紙袋とか色々なものに詰めて。
きっと女性からだろう。

「お前！何をしていたんだ！」

もちろん国木田さんは怒る。


「！！太宰それ少しちょうだい」

乱歩さんはトテトテと走って太宰さんの元へ駆け寄る。


それについて行くように私もトテトテと走っていく。


「太宰！Trick or Treat！お菓子頂戴！『わんっ！』」


吠えると私の存在にやっと気づいたのかヒイッと、声を漏らす。


それと同時にお菓子が太宰さんの紙袋の中からキャンディが落ちる。


キャンディを口に咥え部屋の隅に行き器用に袋を開ける。

袋から出し舐める。


甘いっ
ナオミちゃん達からもらった犬用のお菓子はそこまで甘くなかったからなー。



因みに太宰さんは涙目で、「こ、腰抜けた…」とか言っていた。

キャラ崩壊…



えっと…なんかごめんなさい…？

この後１人で散歩がわりに外に出た。

人がごった返していた。
すれ違う人々がこちらを見て、可愛いだとか、野良かな？とか色々言ってくる。

泥だらけだった時とはすれ違う人々の反応が打って違う。


まあそれもそうなのだが。


その後探偵社に戻ったらナオミちゃんにたっぷり叱られました…。

「もう！心配したんですのよ！勝手に外に１人で行かないで下さいまし！」

『ク、クゥーン…』


探偵社「(なんてカオスな光景)」


こうして楽しいハロウィンの日はあっという間に過ぎた。

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