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33.それ以上 ページ33
平野「＿＿あ！主様！鶯丸様は何と仰って＿＿主様！」
部屋の外で平野ちゃんが待っていたけれど、平野ちゃんの横を通り過ぎて自分の部屋に戻った。
A「こんなの……っ…！」
乱暴に白無垢を脱ぎ捨てて、その場で泣いた。
何でよ…
私の結婚を応援するような言葉をかけておいて、あんな願いを持っていたなんて。
＿＿あんな動揺した表情を見せるなんて。
A「相手の男性なんてどうでもいいの…！私は……鶯に気に入ってもらえたらそれでいい…。それで…いいよ…」
苦しいよ……
私は
こんなにもあなたのことが好きなんだ
なのに、あなたが私をどう思っているのか分からないの。
私を審神者として好いてくれていることはとても伝わってくる。それでいい。それがいい。
…なのに
私はそれ以上を求めてる。
刀剣男士と審神者の関係が崩れるようなことを願ってる。
あんな風に動揺されたら期待しちゃうよ
分からなくていいはずの想いなのに…
A「＿＿どうしたら…いいの…っ…」
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