命令6 ページ8
脱衣場から出てきた太宰さん
何時もの砂色の外套を来て、向かい合って椅子に座る
「此れ………Aちゃんが作ったの？」
「はい！簡単な物ですが………どうぞ食べて下さい！」
心の底からの笑みを太宰さんに向ける
其れとは逆に、太宰さんは悪戯っぽく笑う
「………何云っているンだい？君が食べさせるンだよ」
「ええっ⁉」
＿＿＿＿命令其の弐、御飯を食べさせる事
「むむむ、無理ですよｯ！」
「無理？そんな事云って良いんだ？」
「あっ………」
そうだ。此の命令は絶対
従わなければ、昨夜の様なお仕置きが待っている
＿＿厭、其れ以上に厳しいのが待っているかも知れないのだ
「ほらほら、早く早く」
私を急かすように数を数え始めた
お仕置きは厭なので仕方なく従う
「………ｯ………分かり、ました………」
「メイド服着てないけど………まぁ平日は仕方無いよね」
太宰さんは口を開ける
私はスープをスプーンですくって飲ます
「フフッ、美味しい」
其の度に、太宰さんは美しく微笑むのであった
間近で見る太宰さんの顔は恐ろしく整っている
次はパンだ
一口サイズに手で千切り、太宰さんの口に持って行く
「ンｯ………」
「な、何してるンですか⁉」
「ふぇ？何ってパン食べてるンだけど………？何か可笑しい所でも有るのかい？」
一口サイズのパンを持っていた私の指迄口の中に入れた
そんな経験していない私は林檎の如く、顔に熱が溜まる
そんな様子を見て太宰さんは又、妖美に微笑んだ
絶対確信犯だろｯ！
………なんて口に出して云えず私は又、パンを太宰さんの口に持って行く
そして指ごと食べられるのでした＿
ーーーーーーーーーー
２位ｯ！？どういう事ですかｯ！？
なんか嬉しいです(*´∇｀*)有り難う御座います( ；∀；)
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死桜(プロフ) - ちゃむ⭐︎さん» すみません、こちらの事情で今は非表示にさせて頂いております！更新まで今しばらくお待ちくださいm(_ _)m (7月14日 17時) (
レス) id: 16284db174 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ⭐︎ - コメント失礼します💦夜姫さんの作品いつも楽しみにさせていただいてます！ ところで、【文スト】メイド、させられています【江戸川乱歩】という作品が読みたいのですが、どうすれば読めるのでしょうか？ (7月6日 6時) (レス) id: dc78da0426 (このIDを非表示/違反報告)
なこ - ふぅー (2022年3月4日 20時) (レス) @page2 id: eea68678d1 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート(プロフ) - あい！分かりました！ (2017年9月6日 19時) (レス) id: 66cc8ffaf1 (このIDを非表示/違反報告)
夜姫(プロフ) - チョコレートさん» オケです(*｀･ω･)ゞ私のボード、コメントがありすぎて分かりづらいのでチョコレート様のボードにお伺いします (2017年9月6日 18時) (レス) id: 3d9247fc2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜姫 | 作者ホームページ：https://jp.pinterest.com/meru0626/
作成日時：2017年4月7日 12時
