【文スト】メイド、始めます【太宰治】

命令15 ページ19

カーテンの隙間から朝の光が差し込む
丁度、目に光が当たり目覚まし時計が鳴る前に目覚める

口元に手を当て大きな欠伸を1つする

太宰さんに「メイド服は？」と云われる前に自分から着る
流石にメイド服着るのはまぁ大体慣れたが他は未だだ

もう慣れないと太宰さんにからかわれる………
其れだけは阻止したいｯ！

キッチンに立ち、朝御飯の準備をし始めた






「ひあっ」

「私に云われなくてもメイド服着る様になったンだね」





突然後ろから声を掛けられ持っていた卵を落としそうになる
何も物音もせず、気配も殆どしなかった
少し太宰さんが怖くなった





「あ、あの料理作れないので離れていて下さい！」

「えー！だってAちゃんから良い匂いするし………




＿＿＿＿＿可愛いンだもの」




わ、私は騙されませんからねｯ！？
私は一途な人がタイプなんだよｯ！

心の中で叫び泣く

太宰さんは私の腰に手を回したまま、耳に接吻を落とす
″ﾋﾟﾁｬｯ″とキッチン響き、甘い声が漏れる







「ﾝﾝｯ………ひゃっ………ぁ………」







舌で耳朶を弄び始めた太宰さん
声が上がって行くのにも関わらず太宰さんは続ける
腰に回していた手は何時の間にか内腿に移動していた
何度もイヤらしくなぞる






「やぁっ………太宰さ、」

「そんなにお仕置きをされたいのかい？」

「あっ………違っ………ご主人、様ｯ！料理が………」

「嗚呼、忘れてたよ。すっかりAちゃんに夢中だったからね」






何で太宰さんはサラリとそんな恥ずかしい事が云えるのだろうか
一回彼の脳内を見てみたい
………ピンクだらけの気がするが………





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【更新について】

此の駄作者、夜姫は明日(4月１０日)から高校が始まります(;-ω-)ノ
其の為、更新が遅くなるだろうと思われます
1ヶ月以上更新していなかった場合はコメ欄を荒らして下さい(勿論、悪コメは受け付けません)w

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