心の中だけで告げよう SG ページ1
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夢か現実なんていいんだ どうだって
そう ただ君がいるだけで
「おい」
それぞれ作業や練習終わりに合流して 帰ってみればこれだ
「寝るなら部屋行けって」
こんな台詞を 今まで何度吐いてきたことか
ソファーは大きいのに いつも小さく丸まって
端の方で 窮屈そうにして眠る
RM「おー 今日もぐっすり」
JH「あーあー 体冷やすなって何度言ったら…」
JK「運ぶ」
TH「ジョングガ 俺の部屋までお願い
JM「させるか」
同じようなやりとりを もう数えられないくらい重ねてきた
JN「あ〜 またごはん食べてない」
キッチンからヒョンの声がして
「まったくもう」「もったいないな〜」なんて言いながら Aが食べるはずだった晩飯を口に運んでいく
呆れたような物言いとは裏腹に 夜食をゲットしたヒョンはご機嫌だ
JH「撮影 うまくいったかな」
「…さあな」
この疲れ切った様を見ると 何とも言えない
Aに仕事が入る度 あいつは「誰と?」って聞く
口には出さねーけど
「まだそんなこと言ってんのか」「しっかりしろ」
そんなことを思ってしまう
毎度のことながら呆れてしまう
ぺちぺち ぺちぺち
ジョングクがAの頬を叩いた
(どうした怪力もっとやれ)
JK「…起きない」
(そんなので起きるかよ)
JM「爆睡じゃん」
TH「Aがんばったね〜」
Aは眠りが深い上に 俺やジョングクと似て いつでもどこでも寝るタイプだから
テヒョンもAの頭を撫でたり頬を突っついたりしてみるけど 起きる気配は全くない
そもそも こいつらにAを叩き起こす気なんてない
JM「ていうかこのシャツ」
「…俺の」
気に入ってんのに 部屋着にしやがって
JH「これさ ちゃんとパンツはいてる?」
RM「テヒョン待て」
JK「なに捲ろうとしてんの?」
TH「ちょっと確認を
「やめろ」
TH「あい」
JN「取り敢えず テヒョンは逮捕」
TH「や〜!降参〜!」
JM「ハイハイ2時47分」
JK「現行犯逮捕」
RM「はぁ…連行しろ」
TH「きゃあああぁぁ…」
JH「あの…ここにも連行しないといけない人が」
JN「行け!ユンギ!」
「そんなポケ◯ンみたいに言われても」
JN「ん?」
「…ヒョンは Aに甘いよ」
JK (ユンギヒョンはAにだけ激甘なのに)
「あ?」
JK「ゴメンナサイ」
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作者名:祝詞 | 作成日時:2018年4月29日 19時