No.3 ページ4
*IN会議室*
無線を聞いて数分後、会議室に到着した私
一瞬見たこともない人が1人いてビビってしまった
『遅れてすんません』
「やっと来たか上条」
『あんたが射撃訓練の監督させなければもっと早く来れましたよ』
「なんだそれ、嫌味か」
眉間にしわを寄せる南雲さんを軽く無視して自分の席にあるフカフカ座布団に腰を下ろした
そんで、目の前に座ってるゴリラみたいにごつい男と、タバコを吸ってる目付きのくそ悪い男と、茶髪の童顔男を順番に見ていく
ゴリラ男とタバコ男は頭をこちらに下げてきたけど、茶髪君は大あくびしていたためタバコ男が無理矢理頭を下げさせてた
『・・・・』
彼に至っては自分と同じような匂いがする、今度の合同任務の為に仲良くなっておかないとなァ
込み上げてくるあくびを我慢して彼等に会釈をすると、南雲さんが座布団に座った。
「えーと、今から会議を始めようと思うんですが。その前に合同任務までに信頼関係を築けるよう、レクリエーションタイムを設けようと思う」
_____南雲さん、目の前の彼等をよく見て。目が点になってるよ。
『南雲さん、レクリエーションって具体的には何をすれば良いんですかね』
「なに、お前と沖田さん。俺と土方さん、近藤さんが他愛も無い話をすれば良いだけだ」
『意味不明なんですが』
「良いからさっさと行け!ボスの言うことは聞けコノヤロー」
納得出来ず、ジト目で彼を見ていた私だけど、シッシッと追いやるような仕草をしてくるもんだからその沖田さんとやらと部屋の外へ出た
あーあ、やっぱ今日は厄日だ
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2016年10月2日 22時