No.2 ページ3
貴方side
起床時間を大幅に過ぎて訓練場についた私を待っていたのは部下からの白い目
_____やめて、そんな目で見ないで。泣きそう
「上条大佐、また寝坊したんですかァ?もうほとんど訓練終わりましたよ」
『んなもん見りゃわかる!!黙ってろモブ吉』
「え、俺の名前モブ吉なの」
今まで多分近接格闘術、CQCの練習でもしていたのか、汗ばんで私の側に来ていた部下(モブ吉)を軽くあしらって私たちを束ねるボス、南雲さんの元へと歩いていく
「遅いぞ、上条」
『すんません、本能がまだ起きるなって言ってたもんで』
「眠かっただけだろうが」
バシッと頭をしばかれて、痛かったからさすっていると「外で射撃練習してるやつを見てやれ」とかなんとか言われた
正直私が見てなくともみんな上手いから平気だと思うけど、発砲音のする外に向かってみる
「あ、上条大佐!おはようございます!」
『おー、モブ助おはよう』
こいつはいいね、寝坊の事を咎めない。
さっきのモブ吉は処刑だ
たくさんの野郎共から挨拶されるからてきとーに返しつつ、約1名の元へと足を運ぶ
『やー新人君、射撃練習はどーよ』
「大佐・・・それが、全然
アドバイスお願いします!と敬礼してくる彼の銃を貸してもらって的に数発撃ち込む。
そんで、数十メートル離れた的(人形)を指差しコツを教えてやる。まあ、戦場で死なないためだ、このくらいは教えてやらないと
『良いか、新人君よ。あんな遠くの物を狙うときはしっかり肩に力入れて連射するときに銃口がぶれないようにすること』
「はい!わかりました!アドバイスありがとうございます、大佐!」
むちゃくちゃ嬉しそうな彼に頑張って、と伝えまたうろうろと歩いていると、腰につけてる無線から声が聞こえてきた
【上条大佐、上条大佐応答願います】
『はいはい、こちら上条』
【今から会議を行います、会議室へ集合してください】
『りょーかい』
そうや、会議をするって言ってたね。一昨日に
確か真選組の人も何人か来るとかなんとか
『・・・くそめんど』
厄介事が起きる気しかしない
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2016年10月2日 22時