類は友を呼ぶ【プロセカ】【変人ワンツー】 (ページ3)

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『……誰も来ない……！！』

どうも、月見里Aです。

転校初日からやらかしました。

え、転校生って休み時間なったら机の周りに
わちゃわちゃ人集まるんじゃ無いの？？？

……アニメの見すぎか。

ボッチなのが嫌で友達沢山いるアニメキャラの
口調とか真似したんだけどな……

まさか逆効果だったとは……

でも今更変えるわけにいかないし…

やべ、詰んだわ。

「やぁ、転校生くん」

『うおっ！？』

「フフ、そんなに驚かなくてもいいじゃないか」

諦めて練り消しを作っていたら
背の高い紫髪の人に話しかけられた。

なんだコイツ。

「君に手伝って欲しいことがあってね。
少し時間を貰えるかい？」

『そ、その前に名乗れ！愚民！！』

「本当に君は面白いねぇ…
僕は神代類、君と同じクラスだよ」

『知らんかった……』

「おや、普通の口調で喋れたんだね」

『あっ……………ち、違う！！！今のはその……
ほら、あれだ！聞こえちゃいけないのが何故か
聞こえちゃう……』

「それは幻聴だねぇ」

『そう！！幻聴！！』

「おっと……話がズレてしまったね。
自己紹介もしたことだし少し付き合ってくれないかい？」

『何に……？』

「君には空の旅を経験して欲しいんだ」

『飛行機？』

「違うよ、人間大砲さ！！」

『人間大砲……！！？？？
え、なんで私？？？』

「司くん…………いつも実験に付き合ってもらってる
人が風邪で休んでしまって実験台がいないんだ…」

よよよ、と奇妙な泣き真似をする神代。

人間大砲……

つまり空を飛べるってこと……！！？？

『ふっ……いいだろう！』

「助かるよ、Aくん！」

『ちなみに何処でやるんだ？』

「校庭だよ」

『学校内……！！！？？？』

【速報】なんかヤバいやつと友達になれそう