２年は明日も元気です【白鳥沢】

マネージャー取物語 ページ26

その夜、お風呂上りにAの下に集ったのは４人。


白布、川西、及川、国見だ。


「あれ？赤葦は？」


という川西の問いに


「あいつは副主将だからな、いろいろ忙しいんだってよ。」


と白布が答えた。


そして２人で及川を見つめた。



「ちょっと、目で訴えてくるのやめて！」


「「主将のくせになんでいるんだよ」」


「直接訴えてって意味じゃないから！！」


四人並んで正座。

お風呂上りは眠たいのかうとうととする国見ちゃん。


しかしその眠りを妨げる者がやってきた。



「よくここへ集まってくれた。


そなたたちは……余と結婚したいのじゃな？
よきかなよきかな。

では、今から余が言ったものを持ってきた者と余は結婚する。」


何キャラだよ。

かぐや姫か何かかな？


「賢二郎は、牛島さんのセクシーショット


太一は、使用済みＴバック


おいかーは、ヘラクレスオオカブト


くにみんは、おいかーの弱み。」


堂々と言い放った。


「なんで俺だけ日本じゃ達成できないの！？」


きっとそのまま帰ってくんなって言いたいんだよ。


「マスター、質問があります！」


「なんだい、太一少納言」


「使用済みとは男でもいいのでしょうか！」



マスターが少納言に平手打ちをする乾いた音が響いた。

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