ネルケという男 ページ49
別にアオイちゃんがやりたくないのであれば私はネルケを追い払えばとりあえずは良いだろう。
「オレがアンタに勝ったら、色々答えてもらうぜA」
『質問の内容によるかな。…あと馴れ馴れしくしないで
私貴方達みたいなの嫌いなんだ』
「まだお互いの名前しか知らないのにか？」
『私の勘が貴方とは仲良くなれないって言ってるし
ジヘッドも嫌いみたいだから』
「グルルルッ」
顔を歪めるネルケをいつの間にかボールから出ていたジヘッドは低い体勢をとって唸っている。
あれは教師なんだろう、それも多分校長だ。
なんの用があってあんな変装をしてスター団潰しに加担してるのかは知らないけど、面白くない。
『タッグバトルでどうかな？さっさと決着が着く方がいいし、貴方もそこまで暇じゃないでしょ』
「…良いだろう、ならアオイ！審判を頼む！」
「す、すごい超展開だ…！わかった！
こーへーなジャッジをしてみせましょう！」
『いや、別に普通でいいんだけどな』
何故かノリノリなアオイちゃんに苦笑いで返しつつ、やる気に満ちた目を向けてくるジヘッドとヘルガーに頑張ってもらおうかな。
2匹ともバトルに出すのは久しぶりだし、はしゃぎすぎないか注意しておかないと。
「では！謎のイケオジネルケと、スター団チームセギン臨時特別顧問Aさんのタッグバトルを始めまーす！」
『面倒だから叩き潰させてもらうね』
「ふ、お手柔らかに頼むよバトル特待生さん」
決めポーズなのか髪型を整えるネルケに少しイラッとしつつ、目深に被った帽子を被り直す。
既に出ているジヘッドの横にヘルガーを繰り出せば、あちらもヤレユータンとユキノオーを繰り出してきた。
相性はバッチリだけど、さて向こうの強さはどんなもんかな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユキワラシ(プロフ) - ごーやちゃんぷるさん» 初コメありがとうございます！大好きだなんて言っていただけて大歓喜です！！再開後もご期待に添えるよう頑張ります！(´∀`) (2023年1月10日 21時) (
レス) id: c5899b6e8a (このIDを非表示/違反報告)
ごーやちゃんぷる(プロフ) - ついに本格的に再開ですかね？！初コメ失礼します！主人公ちゃんとペパー君の絡みとかアオイちゃんとの絡み大好きです！これからも無理しない程度で更新してくれると有り難いです！頑張ってください！ (2023年1月10日 21時) (レス) @page22 id: 83514816a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユキワラシ | 作成日時：2023年1月4日 23時
