本音を ページ24
全くなんの前触れもなく1歩前に出たアオイは真っ直ぐな眼差しでブリムオンを見つめたかと思えば、握りこぶしを作って力説を始めた。
「悔しいけど私の入る余地が無いほど二人は想いあってるの！
私がどんだけAさんを推してても！彼女の中心って絶対ペパーなの！
そんなAさんが！ペパーの事要らないなんて、それにずっと一緒にペパーを助けようって頑張ってた相棒達を簡単に譲るなんて絶ッ対しない！！解釈違いです！！！」
隣でノンブレスで言い切るアオイをポカンとした顔で見るAの瞳の色はダークブルーに戻っていた。
加えてアオイの奴が言葉を重ねて行くたびに羞恥でかは分かんねぇけど顔を真っ赤にして震え始めて
あれ、もしかしてサイコパワー切れてんじゃねぇか？
あっブリムオンがアオイの熱量に頭が痛そうにしてるせいか。
「わかる？この尊い関係！
ペパーを想ってるのに言えないAさんと、意地っ張りなペパーがお互いもだもだしてるの！すっごく推せるんだよ！？」
「おぉおい待て待て！！オレは別にそんな」
「ペパー！まだ意地張るつもり！？今がチャンスなんだって！今まで思ってたことお互いぶつけるチャンス！」
鬼みたいな顔でこっちを見る顔に気圧されて、無意識に足が1歩下がった。
それでも確かにアオイの言ってることはもっともだとも思った。
「…Aはさ、オレに何にも言わねぇで1人突っ走っちまう困ったちゃんで」
昔を思い出しても、アイツはずっと傍にいたけどいつもオレより1歩前を歩くやつだった。
「いっつも怪我する理由はオレを庇ったり、助けたりで原因になるオレは気が気じゃねぇんだよ」
しかもオレに絶対文句言わねぇで、笑って大丈夫って言うんだぜ？
「強くなりてぇなんて言ってお前も母ちゃんみたいに結局離れちまうんだって思ったらっオレ…っ」
「オレ達のことどうだっていいんだってひねくれちまってさ。本当は離れたくないし、離したくないのに突き放しちまうような事しか言えなくなっちゃったんだ」
文脈とか全く考えずに、思いついた言いたいことをポロポロ口から零すと止まらなくなっちまう。
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ユキワラシ(プロフ) - ごーやちゃんぷるさん» 初コメありがとうございます！大好きだなんて言っていただけて大歓喜です！！再開後もご期待に添えるよう頑張ります！(´∀`) (2023年1月10日 21時) (
レス) id: c5899b6e8a (このIDを非表示/違反報告)
ごーやちゃんぷる(プロフ) - ついに本格的に再開ですかね？！初コメ失礼します！主人公ちゃんとペパー君の絡みとかアオイちゃんとの絡み大好きです！これからも無理しない程度で更新してくれると有り難いです！頑張ってください！ (2023年1月10日 21時) (レス) @page22 id: 83514816a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキワラシ | 作成日時：2023年1月4日 23時
