駆け込みペパー君 ページ17
やる気満々なストリンダーと頷きあっていると、ピーニャ先輩が彼らの手持ち履歴を見せてくれるって言うけど
『先輩、大丈夫ですよ。
私あんなのに負けないし、うちの子達なら弱点タイプがきたって打ち負かしちゃうし』
「頼もしいなぁ、A君って割とバトルジャンキーだったりする？」
『そ、そんな事ないですけどね！？
ペパー君か野生の子としか殆どバトルした事ないし』
「でもバトル学の成績もトップだし、天賦の才ってやつ？」
冗談交じりに笑うピーニャ先輩の用意してくれたお茶を飲みつつ有り得ないと笑って居ると、入口のドアがとんでもない音を立てて開いた。
「A！！！おま、生徒会長に連行されたって
なにしたんだよこの破天荒ちゃんが！！」
『わーペパーくんうるさっあいたぁ！！
ちょ、ちょっと待ってマフィティフ！踏んでる！
私のお腹踏んでる！！』
「ワォオン！！」
1人がけのソファに敷き倒す勢いでペパーくんに詰められる私の脇腹に、いつの間にボールから飛び出したのか片足を乗せてじゃれつくマフィティフ。
もう傍から見たら1人と1匹に押し倒されてるようなもんだからね？やめてほしい。
「あ、あぁ悪い悪いちょっと動揺しちまって。
ほらマフィティフ、流石に腹はマズイってよ」
『いやお腹じゃなくても君の巨体が乗るのはちょっとしんどいかなぁ』
「……えぇと、色々突っ込みたいけど。
取り敢えずペパー君、ドアを開ける時はノックしようね。
あと静かにあけなきゃダメっしょ？」
「ん、あっやべぇドア外れてねぇよな！？
わりぃ生徒会長！」
バタバタと小走りでドアの建付けを確認しに行くペパー君に先輩と目を合わせてお互いに苦笑いする。
いやぁうちの幼馴染落ち着きなくって、そこも可愛んですけどね。
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ユキワラシ(プロフ) - ﾁｬﾝさん» コメありがとうございます！最高だなんて大変励みになります。今後もお楽しみいただけると嬉しいです！ (2023年1月4日 17時) (
レス) id: c5899b6e8a (このIDを非表示/違反報告)
ﾁｬﾝ - 最高ですありがとうございます大好きです！ (2023年1月3日 3時) (レス) @page45 id: 20137c8c3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキワラシ | 作成日時：2022年12月16日 11時
