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「はい皆静かに〜。話聞いて〜」
「無視すんなや先生！」
「最近、夜学校に忍び込む子が増えてきてまーす。俺が宿直でいつも学校にいるからって夜学校に来るんじゃないぞ。まぁ俺にどぉしても会いたいんだったら別だけどね〜」
先生がゾムくんを完全スルーしたのを見て、一部の人がクスクスと笑い出した。
忍び込む...あぁ、多分七不思議のせいだな。
最近、学校では七不思議が流行っている。なんでも願いを叶えるらしく、その七不思議は夜にしか起きない。
まぁそんなの迷信でしかないけど、気になるっちゃ気になったりはする。
「あ、あと下校時間になったら真っ直ぐ家に帰るように。なぁゾム？」
「はぁ！？なんで俺だけなん！？他にも寄り道するやつおるやん！？！？」
「つまりお前は寄り道してる...っと。あー残念だなぁ...成績下がっちゃうなぁ...」
「い、いやぁ、してるわけ無いですやん！ほ、ほら皆！真っ直ぐ家帰ろうな！」
そんな二人のやりとりに自然と教室は笑いの渦に包まれた。
と、同時にキーンコーンカーンコーンとチャイムが鳴る。
「あ、鳴った。んじゃあA、号令よろ」
『...あっ、きりーつ』
私も笑っていたので先生の呼び掛けに気付くのが遅くなってしまった。
周りの様子を見ながら私は号令をかける。
『気をつけ、これで帰りの会を終わります。礼』
「「さよなら〜！！」」
号令がかかると、殆どの人はランドセルを背負って教室を出ていった。
他のクラスも帰りの会が終わったのか、廊下はがやがやと騒がしい。
よし、学級日誌書かなきゃ。と私は再び席に座って机に向かい始めた。
......と、少し書き進めたところで、私は名前を誰かに呼ばれて顔を上げた。
『......げっ、大くん...』
「もーAちゃん冷たいなぁ。僕の事は鬱って呼んで♡」
私はそんな言葉に苦笑いを返した。
明らかに語尾にハートがついた喋り方をするのは鬱島大くん。簡単に彼の事を紹介するなら女たらしである。
申し訳ないけれど、彼と話すとなんだか気疲れしてしまって少し苦手なのだ。
そんな大くんは、ゾムくんやクラスの優等生の桃瀬豚平くんことトントンくん、ムードメーカーの捏島孝行くんことコネシマくん、いじられキャラの天乃呂戌太くんことロボロくんと仲が良いのだが....今はゾムくんたちはちょっと遠くの方でわちゃわちゃしていた。
これは...しばらく助けはこなさそうだなぁ....。
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メロディ(プロフ) - 翡翠さん» いえいえ〜こちらこそリクエストありがとうございました！ (2020年4月29日 10時) (
レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - リクエストに答えてくれて、ありがとうございます！ (2020年4月29日 9時) (レス) id: 48eb906cb5 (このIDを非表示/違反報告)
メロディ(プロフ) - らのらのさん» rdですか....分かりました！書くかは分からないですが考えてみますね〜！教えて頂きありがとうございました！ (2020年4月20日 17時) (レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)
らのらの - メロディさん» はい！お願いします！ところで「花吐き病」を奇病のやつとしてやるのなら夢主さんがらっだぁさんに恋をして________というのを見てみたいですね！別に誰でもいいのですが……自分、らっだぁさんが推しなので…！ (2020年4月20日 11時) (レス) id: 194ccaa0c1 (このIDを非表示/違反報告)
メロディ(プロフ) - らのらのさん» 「花吐き病」ですか....。確かにタイトル的にもあってますね〜！教えて頂きありがとうございます！調べてみますね〜！ (2020年4月19日 13時) (レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロディ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/merodexi032/
作成日時：2020年1月26日 21時
