梅色の声優彼氏さん2wei【梅原裕一郎】

佐藤と梅原ラブゲーム ページ7

「暇」



梅原「と、言われましても」



「20の質問っていうゲーム知ってる？」




梅原「唐突すぎない？w知ってるけどさ」



20の質問とは1人がお題を決め、もう1人がイエスかノーで答えられる質問を20個出して、その答えからお題を当てるゲーム。暇つぶしに使えます。




…これ恋愛小説だよね。豆知識小説じゃないよね。




「じゃあこっちが質問するからお題決めて」




梅原「……はい決まった」




「じゃあ質問1。それは物ですか？」




梅原「はい。言葉とか形のないものじゃない」




「じゃあ…梅原も私も知っている物ですか？」




梅原「はい」




「この家に来たことがありますか？」




梅原「はい」




ここまででわかることは…電化製品や家具の可能性が高い？




「んーーー、家具ですか？」




梅原「いいえ」




「えー、なんだよー」




梅原「なんでしょうね」




「……西山宏太朗ですか？」




梅原「wwwいいえwwwww」




「笑いすぎじゃない？こたちゃん泣くよ？w」




梅原「いいからいいからw質問どうぞ」




「じゃあ小さいものですか？」




梅原「ちいさく…はないかな」




「ふーん…難しいお題やめてよ」




梅原「難しくないよ？よく知ってると思う」




「えぇ、あとは…梅原のよく使うものですか？」




梅原「ふっw使うっていうかなぁwまぁはい」




「なにわろてんねん…じゃあ…梅原の好きなものですか？」




梅原「………大好きなものです」



「………」




梅原「答えわかっちゃった？」




「……なんとなくね」





梅原「答えどうぞ？」





「……言うのも気が引けるんだけど………」





梅原「ん？言えないの？」






「……言えるし。……さ、佐藤ですか？」





梅原「……ん。正解」





「………」




梅原「なんでわかったの？」




「なんでって……なんか、大好きなものです、の時にめっちゃ見つめてきたから」




梅原「ばれてたか」




「なにかたくらんでる顔だった」




梅原「顔赤いよ、かわいい」




「あーーーやめてかわいいとか言わないで」




梅原「じゃあ大好き」




「じゃあ大好き、じゃないし。なんだったのこのゲーム…バカップルみたい」




梅原「もうすでにバカップルだと思ってたよ俺は」




「すでになっててたまるか」




でも、なってる気もする今日この頃です。




まずいぞ佐藤梅原。

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