梅色の声優彼氏さん2wei【梅原裕一郎】

佐藤さんの恋バナ ページ6

「もしもし、なーに梅原」




梅原「今日お酒飲む予定？」




「いや、今日は酔ったらみんなに迷惑かかるから今日は飲まない予定」




梅原「酔ったら迎えに行こうかと思ったんだけど」




「え、飲んでいいの！？」




梅原「迷惑かけない程度にね」




「わーいありがと梅原。じゃあねー」




梅原「じゃあね」




電話を切って部屋に戻る。




こういう気の利くところが好き。




花澤「Aちゃん彼氏からだったでしょー？」




「あぅえっ…なんで知って…？」




佐倉「顔でわかっちゃうよねー、嬉しそうだもん」




雨宮「いいね、幸せそう」




「そ、そうかな…ありがと」




3人がニヤニヤしながらこちらを見てくるので顔がもっと赤くなる。





佐倉「電話は？何の用だったの？？」





とりあえず内容を話すと、期待とは裏腹に3人がもっと笑顔になった。




いや笑顔超かわいいからいいんだけどさ。





雨宮「迎えにきてくれるの？やさしい…！」





花澤「思ったよりらぶらぶだねー、いいなぁ」




「うぅ、茶化さないでくださいよー」




佐倉「そうは言っても今日はAから色々と聞き出すために連れてきたようなものだからねぇ」



と言いながらあやねるが首に手を回してきた。



「あやねるくるしい」




雨宮「じゃあ私もで」



そらちゃんも抱きついてくる。



「そらちゃん最近すごく絡んでくるようになったね！？」




花澤「もちろん私も！」




「花澤さんに関してはちょっと控えてくださいね」




佐倉「えーい押し倒せー！」




「ふぎゃ」




そのまま女性声優3人に押し倒され、そのあげくいろいろ恋バナ…というかここまでくると事情聴取をされたと言っても間違いではないと思います。




まあ楽しかったんだけどね。




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梅原「結構飲んだな。ベロベロじゃん」




迎えにきた梅原におんぶされながら帰り道を歩く。



「いいでしょべつにー。むかえにくるとかあまやかすからいけないんだよー」




梅原「好きな人は甘やかすタイプなんで」




「うめはらさ、わたしみたいなおんなにつかまって運わるいねほんとに」




梅原「？どゆこと？」




「もっといい子いたでしょ。なんでわたしなのかなって」




梅原「……」




「うめはら？」




梅原「……逆にA以外とか考えられないし」




「ごめん、なんていったの？」




梅原「なにも。体重重くなった？」




「ころす」

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