猫又の目線 ※！ ページ39
日に日にAが可愛くなる。
日に日にAが、僕だけのものじゃなくなる。
「Aはどっちが好き？」
差し出された選択肢を、たっぷり時間を掛けて選ぶとき、必ず僕等の表情を伺う。
どちらを選べば僕達に怒られないか、嫌われないか、不安の色濃く映る目で伺ってくる。どちらでも怒らないのに、嫌わないのに、健気で可愛いんだから。
「A」
「Aはだれがすき？」
キョトンとして、大きな瞳を数回瞬かせ、選択肢を強請る。
「僕って言ってよ」
「ねぇ」
[まふお兄ちゃんだけのものじゃないよ？]
なんで？最初に目を付けたのは、誰でも無い僕なんだよ？
「僕だけって言って」
言ってくれないの？こんなに大好きなのに。
「ねぇ、A」
ぼくしかみれないからだにしてあげる。
「もうイったの？Aはキモチイイコト好きだもんね」
「ずぅっとココ、きゅんきゅんしてるもんね？」
「あはっ、Aってば本当にえっちな子」
ベッドの上で、僕の下で、どろどろにされている僕のお嫁さん。
力量で負けるのは知っている。でも、両腕を一括りにしてあげた。それも、Aから貰ったプレゼントに付いていた赤いリボンで。
「Aはどっちが好き？後ろからされるのと、」
「前からされるの」
うつぶせだった身体を転がして、意識させるようにお腹に手を押し当てる。
「今、Aと繋がってるのは、だれ？」
定まらない目は、蕩けたまま僕を見上げる。だらしなく開いた口からは何も聞こえない。舌を絡めて、吸い上げて、滅茶苦茶にして、一層強くなった香りを堪能して、肩口に牙を立てる。
甘すぎるくらいのAの血を舌で転がして、咀嚼してゆっくりと嚥下する。
「ねぇA、もーっと奥まで繋がっていい？ココよりもっと気持ち良くなるよ？」
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グレン - 久っしぶりのコメ失礼します！続編めちゃくちゃ楽しみです！！！！これからも頑張って下さい！ (2018年9月30日 15時) (
レス) id: 6ba2a539d5 (このIDを非表示/違反報告)
白魔冬夜(プロフ) - 紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ＠pc垢さん» Rタグ外しました！これで見れると思います！ (2018年9月25日 21時) (レス) id: 32f464dcbd (このIDを非表示/違反報告)
白魔冬夜(プロフ) - 紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ＠pc垢さん» あ、そういえば、Rタグ付いちゃったんでした‥…すいません！ (2018年9月18日 20時) (レス) id: 32f464dcbd (このIDを非表示/違反報告)
紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ＠pc垢 - 白魔冬夜さん» すみません……検索をかけたのですが引っかからなくって…… (2018年9月18日 1時) (レス) id: a79284f49c (このIDを非表示/違反報告)
白魔冬夜(プロフ) - 紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ@端末垢さん» あの、良かったら私の小説を読んでいただけないでしょうか？題名は歌い手短編集[男主]です。 (2018年9月15日 7時) (レス) id: ab864f4761 (このIDを非表示/違反報告)
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