【マギ】取り合いばかりの短編集！？

シンドバッド　シャルルカン　脱走組　３ ページ15

シャル｢うわ・・・・そういうことかよ｣

Aが俺達を早く王宮に帰るように言った意味がわかった。
確かに帰りたい。

A｢こ、今回は私が悪いんですよ

―――――――――ジャーファルさん｣

ジャ｢‘うわ’はないでしょうがシャルルカン。
あんたの書類仕事は少ないのにも関わらずやってない
しかも王宮にいない
これはどう考えても自分の責任でしょうが！

Aさんは悪くないですから。｣

シャル｢A・・・ジャーファルさんが俺達を探してたの気づいてたのか？｣

A｢ええ、まぁ｣

シャル｢マジか・・・｣

ジャ｢‘マジか’じゃないでしょうが！ほらいきますよ！｣


ジャーファルさんに引きずられながら、Aに‘荷物運んでやれなくてごめんな’と言って

王宮に戻る羽目になった・・・


―――――――――

Aside

ジャーファルさんに引きずられながら帰っていくシャルルカンさんを見送ってから
両手に荷物を抱え 店に帰ろうとした

A「・・・やっぱりジャーファルさんが探しに来てますってお二人に伝えたほうがよかったのかな(ぼそっ」

誰にもわからないぐらいに小さい声で独り言を呟いた、そのとき

重い荷物を持っていた右手に 誰かの手が触れた

シン｢いえ、言わなくても俺はわかりましたから｣

A｢！？
　 国王様王宮に帰ったんじゃなかったんですか！？｣

シン｢ジャーファルが来てるのがわかったので、ちょっと建物の陰に隠れていたんです
　荷物、持ちますから」

そういって私の腕から荷物を持ち上げ、微笑んでくださった

A｢あ・・・ありがとうございます///｣

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あずきいろ

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