【マギ】取り合いばかりの短編集！？

シンドバッド　シャルルカン　脱走組 ページ13

シンドリア 王宮内―――――

シン｢よし、これが最後の書類だな
・・・しかし最近はAさんのおかげで仕事が終わってジャーファルに怒られることが減ったな｣

A｢そうですか、それはよかったです！(ﾆｺ
　 ジャーファルさんもわざわざ時間を割かずに済みますし。｣

シン｢Aさん、それは俺に対しての皮肉もこもっているのかな？｣

A｢いえ そんなことはないと思われますよ？｣

シン｢ははは・・・何とも曖昧な返事ですね｣

シンドバッドとAが仕事の最中に他愛もない会話をしていたとき

》コンコン《

戸を叩き シャルルカンが入ってきた

シャル｢失礼します、王サマ
　ジャーファルさんに『仕事終わったか見てきてください。どうせまたAさんに迷惑かけてると思いますから』って言われたんで、来ました｣

シン｢・・・・ジャーファルひどいな 泣くぞ｣

A｢いつも迷惑ではないんですけどね・・・？｣

シャル｢まあそれは置いておいて A、このあと行くか？｣

A｢ああ はい！お願いします！｣

シン｢？ シャルルカン 行くってどこにだ？｣
　
シャル｢いえいえ王サマには関係ないですよ(ﾆｺﾆｺ｣

シン｢(ﾆｺﾆｺ｣

A｢今日 シャルさんに店の買い出し、手伝っていただくんです｣

シャル｢(A・・・王サマに言うなよ・・・)｣

シン｢ふむ 成程 市街地の視察も兼ねて 俺も同行しよう｣


この王が
シャルルカンと 自分の意中の女性を二人きりにさせるはずがない。

3人はジャーファルの目を気にしつつ 王宮を脱走・・・否

市場に足を運んだ

・

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シンside

中央市で3人で店に必要なものを談笑しながら(シャルルカンは少々つまらなそうな表情を見せていたが)調達し、最後の一品となった

A｢私はこれが終わりましたら一度店に置きに行きますが、
国王様とシャルルカンさんは王宮に先に帰っていただいても大丈夫です
ありがとうございました(礼」

シン｢気になさらないでください(ﾆｺ｣
シャル｢じゃ、それ終わったら先に帰っとくな!｣

・・・正直 もう少しこの時間が長ければいいのだが、と思う。
王宮で彼女と一緒にいられる時間と言えば仕事を手伝ってもらっている時だけである。
こうした時間がもっとほしいのだが、ジャーファルやシャルルカンやアリババ君やマスルールが なかなか一緒にいさせてはくれない。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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