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一目惚れってつまり運命の相手ってことだよね?え、違う? ページ10

※前回で真選組動乱篇は終わりです!
(動乱篇めっちゃ好きなのでもっと色々書きたかったけど文才が追いつかねーんだわコレ)
※今後は、(万山が原作で絡まないからっ…)オリジナルが多くなります。
ギャグ要素も増えます!
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応急処置をするためとはいえ、

女性の服をめくり、更には肌にまで触れたと同じく鬼兵隊の来島また子に知られたら、

「アンタ、レディに向かって何してんスかァァァァ!!」

と弾丸をぶちかまされそうである…と万斉は思った。

しかも刺したのは自分である。

一応、そこには彼なりの理由があるのだが、もう少し傷つけずに上手くやる方法があったかもしれない…

と万斉は後悔していた。


『う…』

傷が痛むのであろう。止血のために傷口に触れると、彼女…Aは顔をしかめた。

刺されたのだから当たり前だが。


彼女の左腕に雑に巻かれていた布も取り替え、応急処置を施した。



「…早く医者に連れて行かねばな」

このままだと、本当に彼女は死んでしまう。
それだけは避けたかった。


また、彼女の奏でる旋律を聞きたいと思ってしまったのだから。

最初は、本当に殺すつもりで斬りかかった。

伊達に人斬りなどとは呼ばれていない。

真選組の一般隊士を、弦を使わずに斬り伏せることなんて造作もないだろうと、そう思っていた。


それを、手負いにも関わらず華麗に避けたAと、

彼女が奏でた音に、一瞬思考がフリーズし、

気がついたら名前を聞いていた。


つまるところ、

鬼兵隊の河上万斉は、

あろうことか真選組の監察方、

山崎Aに一目惚れしたのだった。

鬼兵隊の面々が聞いたらどんな顔をするだろうか…


「A殿、少々失礼するでござるよ」

今度はちゃんと声をかけてから、彼女を抱き上げる。

さっき抱き上げた時も思ったが、物凄く軽い気がする。

と、万斉は腕の中のAを見つめた。

真選組の中に1人、女が居るという情報は掴んでいたが、こんなに可愛らしい人物だったとは思いもしなかった。

もっとこう、ゴリラみたいな怪物じみた女かと思っていたのだ。
(ゴリラみたいな怪物じみた女が実際に存在することを万斉は知らない)

言い知れぬ愛しさが込み上げてきて、

ほんの一瞬、抱えているAを抱きしめると、

万斉は近くの病院まで急ぎ足で向かったのだった。

一,冷蔵庫にプリンとか入れる時はちゃんと自分の名前を書くこと→←出会いは必然?いやいやコレは絶対に必然じゃないってマジで



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ひゅーまん - 山崎退は出てこないんですか? (3月31日 19時) (レス) @page10 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めぐりずむ | 作成日時:2021年7月21日 17時

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