彼の異名は戦場の不具合“フィールドバグ”【ブルーロック】

9_有言実行 ページ9

「…まだ2点！取り返そう！」

「お、おう！」

ﾋﾟﾋﾟｰ!!!


『俺らも反撃


凛「おせぇな…寝そうだぜ。」


『それ、そっくりそのまま返すでぇ。』


ﾄﾞｺﾞｯ!


ﾋﾟﾋﾟｰ!!!


『…なんやっけ？仲良しこよしじゃ無理？1人で世界一？


黙って俺についてきとけばええねんで？凛。


俺がお前を世界一に連れてってやんよ。』


凛「ッ！」


そこからを、糸師凛はよく覚えていない。


結果は7-0。

その内6ゴールは、如月A。


チームVは勝ち点3点を無事に獲得した。

試合後、糸師凛はふと疑問に思う。


なぜ、
如月Aは自分よりランキングが低いのか。

ーーーーー

19:00

練習場V

『…凛、覚えてるよな？』

凛「…賭けは賭け、俺の負けだ。…でも、




いつか必ずそれが間違ってると証明してやる。」

『…震えるねぇ〜。』


《やぁやぁやぁ。》

「「！！」」


《とても興味深い話をしているね。
ほうほう…仲良しこよし…か。


たしかに糸師凛の行っていることも間違ってはないよ。
でも、

如月Aが言ってることも間違いじゃないよね。》


凛「…どういうことだよ。」


《…お前らには少し早めに教えてやろう。


フットボールの世界においての、





“個人のエゴ”について。》

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