彼の異名は戦場の不具合“フィールドバグ”【ブルーロック】

11_楽しくなりそー ページ11

《これより、

チームV対チームWを開始します。》


チームV VS チームW

kickoff‼︎



「チームVさん、前の試合見ました。

なんとなく分かったんで、勝たせてもらいます。」


『お、』

凛「…。」

ﾄﾞｯ


「こっち！こっちパス！」


凛「…ぬるい…！」

ﾄﾞｺﾞｯ!

ﾋﾟﾋﾟｰ!!!


《GOLE‼︎

0-1‼︎》


『うおっ、痺れるなぁ〜。』

凛「…こんなもん、か…。」


『…ゴールからの距離は約31m…。ミドルシュート得意系か…。』

凛「…止めるぞ。」

『はーい♪』



「簡単には止められません。

0を1に。面白いでしょう？」

【ブルーロックランキング250位
　 秋谷洸】


『…なんの話してるか分からんけど、

こっちはワンステージ上やで！凛！』



凛「ぬりぃぬりぃ。

低レベルな会話すんな。」


「！ワンツー！」

「止めろ！」


「…いや…スピード速っ！」



『俺らについてこれる奴なんて、いるん？』

凛「見てみたいな。」



ﾄﾞﾝ!


ﾋﾟﾋﾟｰ!!!

《GOLE‼︎

1-1‼︎》


『ナイッシュー、凛ちゃん。』

凛「ちゃんはやめろ。5点獲るぞ。」

『分かってますよ〜。』

「…次は止める。」

『おー？』


ﾋﾟﾋﾟｰ!!!


ﾄﾞｯ

「同じのは効かない。」

『同じ？どうやろなっ！』



「！取られた！」



『超高速シザース、！』


右、と見せかけて左、


『こっち、』


の逆！


「ですよね。」


ﾄﾞﾝ!

『！』


「ここからなら34m、打てる！」


ﾄﾞﾝｯ


ﾋﾟﾋﾟｰ!!!

《GOLE‼︎

1-2‼︎》


ﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟｰ!

《前半終了！》


凛「何取られてんだよ。」

『…いやぁ、意外とやるなぁ。』


「次も止めます。」

『やってみぃ。』


凛「次止められたら殺す。」


『？何言ってんの、凛。俺が同じことされるわけないやん。』


凛「…！」


『楽しくなりそー。



ロックオン、ばーん。』

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