自由 ページ13
あまりにも突然で
びっくりして
この車いつの間に止まっていたんだろう、なんて事を考えてしまう
『…』
銃兎「…何か言えよ」
『じゅーとサン。』
銃兎「何だよ」
『私が傷口を触られるの嫌がってたの覚えてる?』
銃兎「!…わりぃ」
そう言って離れようとするから、違うと言った
『私、親に暴力振るわれててさ、そんときに何度も傷口の上から水とかお湯とかかけられて、痛い思いしてたんだよね。だから嫌だったんだ、傷口を触られるの。でもじゅーとサンならいっかなって…っ!!』
さらに強く抱き締められた
抵抗もせずに銃兎さんの腕のなかに収まっていると、銃兎さんはなんで…と聞いてきた
『?』
銃兎「…なんで警察に相談しねぇんだよ。家出して生きていくより遥かに簡単だろ…」
『…だって、あいつらが居なくなったら誰が弟たちの面倒見るんだよ。』
銃兎「は?」
『一番下はまだ一歳だ。親がいなきゃ稼ぎがねぇ。それにあの年で親を取られるなんて寂しいだろ。生まれてきた子供に罪はねぇからな。邪魔者が消えるさ。』
邪魔者はこっちだと
早々に気付いた私は高校生になった途端家を出た
捜索願いなんてあの親が出すはずもなく、
私は自由を手に入れた
それだけで大分幸せだった
ラッキーアイテム
革ベルト
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花舞葬(プロフ) - ユッパさん» はーい、ありがとう!楽しんでくれると嬉しいなぁ! (2019年10月17日 17時) (携帯から) (レス) id: 36250f75f8 (このIDを非表示/違反報告)
ユッパ - どこにでも現れる、ユッパだよ!! 銃兎かっこえ〜 この話も頑張って! 次、左馬刻さんの方えLet'sGo!! (2019年10月14日 14時) (レス) id: 707a9255af (このIDを非表示/違反報告)
花舞葬(プロフ) - ロアさん» いや、そんな事を言って下さるあなた様が神…(語彙力無し) (2019年10月5日 20時) (携帯から) (レス) id: 36250f75f8 (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - 神……?あなたは神ですか……?(語彙力低下) (2019年10月5日 18時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
花舞葬(プロフ) - ちょちょさん» ありがとうございますっ!!本当に本当に本当に嬉しいです!応援メッセージもありがとうございます。これからも精進していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。更新頑張ります!! (2019年9月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 36250f75f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年9月23日 21時