仲間と共に

子供誘拐事件6 ページ10

知念side


慧「寝るつもりないから。」


はあ？何言ってんだこの人。子供達の居場所と犯人わかるまでって、いつになるのそれ。


光「はいわかりました、って言うとおもう？」


慧「…だって、子供達は1ヶ月以上知らない所に閉じ込められてて…。無事かどうかもわからない。そんなの早く助けるに越したことはないじゃん。」


薮「そうだけど…。自分の身体のことわかってる？お前は、何日間も徹夜していい身体じゃないの。」


いのちゃんは僕たちより身体が弱い。小さい頃より強くなったって言っても僕たちからしたらまだまだ弱い。それに貧血だって持ってる。医者として許可できない。


慧「わかってるよ。でも、じゃあ子供達は？子供達はどうなってもいいの？ちゃんとご飯もらえてるかもわかんないし…。おれなんかよりそっちの方が大事なの。もう決めたから。誰が何と言っても見つけるまで寝ない。寝れない。」


何なんだろうね。この意志の強さは。


知「…3日間。3日間なら許してあげる。だからそれ以内で見つけて。」


慧「ほんと⁈ありがとう！！知念！大好き！」


薮「…はぁ。しょうがねぇな。でも辛くなったらすぐやめろよ。」


慧「うん！…じゃあ、行ってきます？」


大「何で疑問形？笑」




頑張ってね。いのちゃん。






なかなか話進まなくてすんません。でも次で、いのちゃんが情報を調べて、その次が救出かな？もうそろそろ子供誘拐事件が終わります。自分で読みたいが為に更新しなくては。コメントをくれた心優しい方もいたのでね。

ではさらば！

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