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そのままゆっくりゆっくり
赤く光ったその唇にそっと
ぽふっ
…あれ?
柔らかい感触を待ってたはずの唇は空気に触れて
変わりに自分の胸に重みがかかった。
慌てて下を見ると
「…ふふ」
北山は気持ちよさそうに寝ていた。
緊張から放たれて全身の力が抜ける。
と、同時に満たされなかった寂しさもこみ上げる。
シーンとした空気にふと周りを見ると
みんながこっちを見ている。
見られたという恥ずかしさと、それでも優しい目で見てくれていたみんなへの嬉しさでどうしていいか分からず
ただ顔を隠すために北山に抱きついた。
おぉ…という声が聞こえてくる。
渉が気を利かせてその日は撤収にしてくれた。
だけど次の収録の時から
「…おはよう北山」
「…おう、はよ」
俺らは何だかぎこちなくて
「お!おはよう、ガヤさん!」
「ガヤおはよ〜」
しばらく皆はニヤニヤして俺を見ていた。
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作者名:佐藤2 | 作成日時:2017年3月30日 10時