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メンバー全員でご飯に来ている。
某バラエティで過酷な食ロケをした後だから、皆控えめに注文する。
千賀以外はアルコールを注文し乾杯した。
あまり食べずにお酒を入れたからだろう、早めに酔いが回る。
明日も仕事だから俺はペースを落として飲むことにした。
そのうち俺の隣にいたタマがトイレに立ち、戻ってくると反対側に移動してしまったので必然的に俺の隣は
「なあ、それとってー」
酔っぱらった北山。
言われたままに皿に取り分ける。
反対側でも二階堂がいい感じに出来上がっていて千賀がフォローをしている。
普段強いからあまり考えずに飲んだんだろう。
俺はそのまま北山の話を聞いていた。
疲れていたこともあってぼーっとしてしまうと北山は
「なあ、聞いてるか?」
「うん、聞いてるよ、それで?」
「だからぁ!…」
普段仕事以外の話を北山から聞くことがなかったから嬉しかった。
まるで昔みたいだ。
余韻に浸っていると
「ほら!またぼーっとして!!疲れてんのかァ?」
そう言って俺にのしかかってくる。
慌てて周りを見るけど誰も気にしていない。
「ちょ、北山酔いすぎだから」
「んー相変わらず藤ヶ谷いい匂い」
「くすぐったいから!」
流石にそこまで行くと千賀に気づかれて
「あーっ!いちゃいちゃしてる!」
してねーよって言おうとすると
「ふふ、いちゃいちゃだって」
北山が嬉しそうにこっちを見上げるから何も言えなくなる。
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作者名:佐藤2 | 作成日時:2017年3月30日 10時