面倒くさがりの俺と天然気質の彼女

＊ ページ35

『...い、今の...待ってたって言った？』

さ｢ねー！脈アリじゃない？凄いよふぅちゃん！！｣

『あーもうほんとトミーさん好き...』


トミーさんずるいよぉ...すーごいキュンキュンすること言う...


さ｢いいじゃん！絶対にいい感じじゃん！｣

『あーもうほんとにどうしよう...好きってバレてるよね？絶対にバレてるよね！？』

さ｢多分バレバレ笑｣

『やだぁ〜！！！』


バタバタと地団駄踏むけどさぁやは爆笑してる。ひ、酷い...


さ｢ていうか、チーさんってほんとに私生活もあんな感じなんだね笑｣

『なんかね、トミーさんに聞いたんだけど女性でいることをハンデだと思ってんだってさ...』

さ｢無人島動画見た？かっこいい人だよね？｣

『なんかさ、勝手にヤキモチ妬いてやだなって思ってたのが恥ずかしくなっちゃってさ、申し訳なく思った。』

さ｢まぁ初めのアンチ数凄かったもんね...でも今はほんとに初めから居たってくらい馴染んでる。｣

『チーちゃんもきっとすっごく頑張り屋さんなんだよ...私も頑張らなきゃって見てて思う。』

さ｢トミーさん結構いい感じに見えたんだけど、どうなの？手応えとか...？｣

『全然無い...トミーさん皆に優しいから...』


自分で言ってて悲しくなる程に何も無い...


さ｢まあ...ふぅちゃんはちょっと鈍感な所あるから...｣

『ねぇ！失礼！』

さ｢トミーさんエピソード教えてよ！｣

『あーの...夢の国行ったちょっと前に熱出ちゃって、何も言ってないのに動画だけで体調悪いって分かってくれたみたいでわざわざ看病しに来て下さったの...あ、あーんとか...してくれて...』


もう言ってるだけで超顔が熱い！！ほんとヤダ！！恥ずかしい！


さ｢え、もうそれ...いや、なんもない。｣

『え！えー！！なんで濁すの！！』

さ｢今東海さんと噂立ってるけどどうすんの？笑｣

『うっ...としくんだよね...面白いからなんも反論せんでいいやん！って言われて...おまけに私の写真集買ったよとかSNSに上げるもんだから...』

さ｢そうだよ！ダメじゃん好きな人いるのに！！そういうのほっとくのふぅちゃんの良くない癖！トミーさんがデキてるって思って連絡控えてるとしたら？｣


...よく考えてみれば、東海とコラボしてから連絡が減ったかも。


『っ！？どうしよ！！！それだ！絶対にそれだ！！』

さ｢ほらぁ！トミーさん絶対にそういうの気遣う人だもん！！｣

『あーもうほんとにどうにかしなきゃ...』


これはまずい事になったぞ！！

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