大喧嘩 ﾘｸ ページ3
きっかけはただ、飲み会で言われた一言だった。
ト｢A、りょうと近い。｣
UUUMの飲み会で楽しく飲んでいた最中そんなことを言われ、いつも通り過保護だなぁと思いながら隣のりょうくんからほんの少しだけ離れた。
り｢過保護されてるね笑｣
『ごめんね』
り｢愛されてるってことじゃん。｣
りょうくんは大人だから変なノリでくっついてきたりしないし、ともくんが本気で嫌がる事は絶対にしないから私に触れるのも最低限に控えてくれてる。にもかかわらず怒った本人と言えば隣の女性クリエイターにこれ食べなよと勧められたご飯をデレデレの顔して食べておいしっ！とオーバーリアクション。
私はこんなにも気を使ってるのに。
そう思ってしまってからはもう楽しい気持ちになれなくて、ともくんすら置いて先に家に帰った。
『ただいま...』
P｢えっ！？ふぅちゃん！？トミーは？｣
『...置いてきた』
P｢...そっか。紅茶とかどう？｣
『うん、いただきます。』
何か察知してくれたのかPさんは紅茶を入れてくれて、手を洗った私は彼とソファーに腰掛けて紅茶を飲んだ。チーちゃんのように何があったの？と聞いてくるわけでもなくただ世間話をしてくれる。
『Pさんって頼りがいあるね。皆のお兄さんみたい』
P｢え〜嬉しいなぁ...じゃなくて、嬉しいィ〜！！｣
『忘れてたじゃん笑』
P｢忘れてないィ〜！｣
笑わせてくれるPさんに心の中で沢山感謝をして、そろそろお風呂に入ろうかと腰をあげた瞬間扉が開いた。そこには如何にも不機嫌そうな顔をしたともくん。
『あ、おかえ...』
ト｢なんで先帰ってんの？危ねぇじゃん！｣
『...だって、』
ト｢焦るじゃん、なんかあったかと思って電話しても出ねぇしさぁ｣
P｢まぁまぁ、無事なんだから！ね？｣
ト｢危機感が足りない！どうすんの？誰かに連れてかれでもしたら！｣
私の話を聞く様子もなく文句を言う彼に心の端っこがひび割れ始め、止めることなく広がって行った。
ト｢聞いてんの？｣
『...自分は...癖に』
ト｢ん？なに？｣
『自分は！女性クリエイターにデレデレしまくってる癖に私にばっかり言ってこないでよ！！』
彼と出会って初めて、気持ちに任せて大声を出した。ポカーンと驚いたままの彼を見て表現できてない部分の気持ちが涙となって溢れかえる。
ト｢...ちょ、｣
『今はともくんの顔なんか見たくない！』
勢いのままさっきまで持っていた荷物を再度掴み家を飛び出した
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ぴあ(プロフ) - 砂糖(トミー推し)さん» ありがとうございます！読み返していただけるような作品がかけたことを誇りに思います！ (2020年8月12日 7時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(トミー推し) - 完結おめでとうございます！長らく更新お疲れ様でした！！これからも、読み返してぴあさんのお話に触れ続けていきます！ (2020年8月11日 18時) (レス) id: b5372a6ba4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» 沢山の素敵なリクエストありがとうございました！楽しんでいただけて何よりです！ (2020年8月6日 0時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 海月さん» また他の作品でもよろしくね (2020年8月6日 0時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！とても楽しく読ませていただきました！！！！！執筆お疲れ様でした！！！ (2020年8月4日 0時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2020年3月24日 9時
