いや、ただ匂うだけなんです 【名探偵コナン】

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コ「単刀直入に聞くけど、お姉さん、何者？」


おぉ、単刀直入だねほんとに。


『何者って聞かれると迷うけど、君は私を甘く見すぎてると思うよ。』


コ「…………どーゆーこと??」


『というか、貴方の方こそ何者なの？

本当にただの居候?』


コ「な、何言ってるの妃芽璃さん。
僕はただの居候だよ！！！」


コナン君のこの動揺ぶり。

絶対何かある。


『……そぅ。』


コ「お姉さん、知ってる?

最近ね、悪い人達が真っ黒な服を着て犯罪を犯しているの。」


『えぇ、“もちろん”知ってるわ。』


コ「そっか。やっぱり知ってるんだ……」


『えぇ、それが何か?』


コ「妃芽璃お姉さん、貴方は……」

prrr……


『おっと失礼。ごめんね。』


コ「う、うん。」




いやぁ、着メロ普通のにしてて良かったわ。


ﾎﾟﾁｯ


『なに風見。今良いとこなんだけど。』ｺｿｯ


風「椎名さん書類いっぱい溜まってるんですよ？

降谷さんの分も沢山ありますよ？」


『いや、それよりも今良いとこなの。

降谷のスマホハッキングするより面白いんだから。』


風「そ、そうですか。

ならなるべく早く戻ってきて下さいね？

あと30分で尾行開始なんですから。


その時間になったら警察庁にいないとまずいですよ？」


『ふぁーい、頑張りま〜す』

ﾌﾞﾁｯ



てかあと３０分？なのにアイツは何呑気にハムサンド作ってんだ。





もう知らね((

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