マカロナージュなホワイトデー【T.M】 (ページ41)

今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:33,706 hit

＊３９ページ41

・

あれからライブは終わり、帰ろうとしていた時。

prrrrr……

『あ、電話……』

表示を見ると、“貴久”の文字。

岬「出ていいよ……?」

『あ、うん。』

＜もしもし……A？＞

『もしもし、うん！そだよ！』

＜楽屋来てくれない？？＞

『え、楽屋……?』

＜うん。名波さんも一緒に。
スタッフの人には親戚ですって言って名前言えばいいから。＞

『わ、わかった……』

＜じゃあ、まってるね＞

『うん！』

岬「増田さん、何だって？？」

『楽屋に来てって。岬も一緒に。』

岬「え、わたしも？？」

『うん。

とりあえず、他の方達がいなくなってからにしよう。』

岬「そうだね。」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

あれから時間が経ち、私たち以外ほとんどいなくなっていた。

「すみません。もうすぐ閉場しますので……」

『あ、すみません。すぐ出ます。』

岬「行こっか！」

『うん！』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

あれから私たちは貴久の言う通りにして、舞台裏まで来た。

『っ、ひろいね……』

岬「さすがね。こんな広いところ迷子になりそう……」

『そうだね。てか楽屋どこなんだろ……』

岬「えっ、A、聞いてないの？？」

『うん、楽屋に来てってだけで……』

岬「まじか。どーしよーね」

「あ、いたいた！！！

岬！Aちゃん！！

こっち！！！」

岬「祐也！！！」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

5/10 手直ししました。