15 崩れ行く観覧車 ページ18
楽しい時間はいつもすぐに過ぎ去る。
俺たちの頭上で鬱陶しいくらい輝いていた太陽も今は盛りを過ぎ、陰り始めていた。
「そろそろ帰ろうぜィ。」
「じゃ、最後あれ乗ろ!」
そう言ってAが指したのは最初指したのとはうってかわって観覧車だった。
.
ゆっくりと回りだす観覧車。
頂上に近付くにつれてオレンジの光が窓から差し込む。
「見て総悟!綺麗だよ。」
「そうだねィ。」
観覧車のてっぺん。
色紙細工の空が機嫌良く煌めく。
知らない街を夕陽が赤く染め上げる。
綺麗で。
美しい。
景色。
ふと、赤が朱に見えた。
とっても
嫌な、予感がする。
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更新出来てなくて本当に申し訳ないです。
勝手で申し訳ないのですが、私進路が決まるテストや中間テストを控えており更新がとてものろまになります(..)
完結はさせますので気長に待っていただけるととても嬉しいです。
5000hitありがとうございます!
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まめ(プロフ) - ゆらゆらさん» わぁぁぁ!ありがとうございます!凄く嬉しいです! ゆっくりですがこれからも頑張りますので読んでいただけると嬉しいです!! (2020年8月4日 17時) (レス) id: 857664c7be (このIDを非表示/違反報告)
ゆらゆら - 関連作品の欄でタイトルがとても魅力的で 読み進めていくとどんどん物語の中に引き込まれていっちゃいました(笑) まめ様の投稿 とても楽しみに待っております(*^^*) (2020年7月19日 21時) (レス) id: 19ca8d39db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まめ | 作成日時:2020年6月24日 21時