５４ 和side ページ4
松兄から電話が来て、慌てて楽屋を飛び出した。
ちょうど仕事終わりだったからね。
で、楽屋に入って思わずフリーズ…
松兄「おう二宮。早かったじゃねーか。」
和「えっと…どれから触れよう…」
毛布被って寝てる翔ちゃん。
大きなパーカー被って寝てるのは大野さんだよね？
そんで、松兄はTシャツ1枚という超薄着。
松兄「翔は電話で話した通りだよ。さっき来た大野も具合悪いみたいでさ。ちょっと熱っぽいかも。気分悪いって言ってたぞ。」
和「あぁ、色々すみません。大野さんは想定外だな…ダウンしちゃったか。」
チラッとパーカーを捲って手を当ててみた額は、言われた通り微熱って感じ。
念のため持って来ていた毛布を大野さんに掛けて、寒そうな松兄にパーカーを返却した。
こんな夜中に後輩の面倒看てくれて…ありがたいね。
松兄「お前１人じゃ２人看るの大変だろ。他にも誰か来んのか？」
和「相葉さんがもうすぐ来るはず…潤くんは家暖めて待機してます。」
松兄「俺明日オフだし、相葉来るまでここに居るわ。」
和「ありがとうございます、ほんと…」
今日は申し訳ないけど松兄の優しさに甘えよう。
翔「ん…にの…？」
和「起きちゃったね。生放送よく頑張ったよ。」
俺は目を覚ましちゃった翔ちゃんを膝枕して、そっと頭を撫でた。
翔「…」
元気がない、ってのは熱あるんだからそりゃそうなんだけどさ、様子が変な感じ。
会話出来ないくらい辛いのかな…
病院…どうしよう。
松兄「精神的に参ってるから、家で休ませてやった方がいいと思うよ。」
俺の表情から全てを汲み取ってくれる松兄。
そうだね。
夢見たくらいだもん。
大野さんも様子見なきゃだし、早くお家帰ろう。
和「寒い？身体さすってようね。」
翔「ん…」
しばらくして、相葉さんが楽屋に到着。
その頃には翔ちゃんは再び夢の中で。
そーっと相葉さんが抱え上げた。
雅「松兄ありがとね！」
和「遅くまですいませんでした。」
松兄「気にすんなって。またな！２人共早く元気になれよー。」
俺の腰を考えて大野さんを抱えて車まで運んでくれた松兄に改めてお礼をして、相葉さんの運転で帰路に着いた。
翔「歩ける…だいじょぶ、だから…」
車内で目を覚ました翔ちゃん。
やっぱり様子がおかしい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 459人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翔菜(プロフ) - 風月さん» わー、わたしがくしゃみ好きってことも覚えててくれたのね！(笑)気にしなくていいよー、風月ちゃんが書きたいように書いて！増やしてくれる分には有り難く頂戴するけども！← こちらこそ、これからもよろしくね♪ (2015年1月4日 23時) (
レス) id: 05589e29cd (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 完結おめでとうございます！そしてありがとうございます！次回作もシェアハウスも楽しみにしています♪ (2015年1月4日 13時) (レス) id: 79190dc289 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 翔菜さん» コメントありがとう！ くしゃみのシーン少なくてごめんね！入れなきゃ！と思って最後の最後にくしゃみ翔ちゃん入れてみました。笑 時間のある時読み返して、組み込めそうな所があったらもう少しくしゃみ追加する！笑 次回作も一応決めてある！これからもよろしくね！！ (2015年1月4日 11時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - ことりさん» コメントありがとうございます！完結出来たのは叱咤激励して下さった読者のおかげです… どうしようもない作者ですが、これからもよろしくお願いします！ (2015年1月4日 11時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 果音さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(^^) そう言って頂けると本当に励みになります… 次回作、短編集含め、頑張って行きますのでこれからもよろしくお願いします！ (2015年1月4日 11時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風月
| 作成日時：2014年12月11日 12時
