８０ 智side 01.02 ページ30
翔「いってらっしゃい…」
潤「行ってきます。何かあったら連絡してよ？」
和「俺にもね！絶対だよ！」
ベッドサイドから動こうとしない2人を、迎えに来たそれぞれのマネージャーが引き剥がす。
智「何もないから大丈夫だよ〜。行ってらっしゃい。」
末っ子2人が仕事に行って、病室内は静まり返る。
翔くんは朝ごはん食べないとね。
少しくらい食べないと、退院もさせてくれないから。
智「1口だけ頑張ろ？」
翔「んん…」
もう十分頑張ってる翔くんに「頑張れ」なんて言いたくないんだけど…
お粥をスプーンで掬って、口の前まで持っていく。
嫌がりながらも、翔くんも食べなきゃって分かってるから小さく口を開いてくれた。
雅「偉い！」
翔「ん…あじ、わかんない…」
智「そうだよね〜。スープ飲んでみる？」
翔「うん…」
口元に持っていけば何だかんだで口を開ける翔くん。
あとで気持ち悪くならないように、程々にだけどね。
やっと固形物を口にしてくれて安心する。
雅「少し寝ようか。疲れちゃったでしょ。」
リクライニングを下げてあげると、すぐにウトウトし始めた。
下がって来たって言っても、まだまだ高熱だからね…
あっという間に寝ちゃった翔くんを見てたら俺も眠くなってくる。
ポカポカした日差しが差し込む病室内で、ソファーに横になったら翔くんに負けない位のスピードで眠りに落ちていた。
「お昼ですよー」なんて。
夢かと思ったけど、ガヤガヤした感じがどうやら現実らしくて。
ガバッと起き上がると、椅子に座って居た相葉ちゃんが俺を見て笑った。
雅「おはよう。翔ちゃん、リーダーずっと寝てたんだよ〜。見て見て、芸術的な寝癖！」
翔「ふふ…」
翔くんは相葉ちゃんにご飯を食べさせてもらってる。
マジか、もうお昼？
俺すげー寝てたじゃん。
智「おはよー。起こしてくれてもいいじゃん、めっちゃ寝ちゃったよ俺。」」
雅「気持ちよさそうに寝てたからさー。たまにはお昼寝もいいじゃんね？」
翔「まさきも、寝てよ…？」
雅「うん、わかったわかった。後で俺もお昼寝するね。」
お日様に当たりながらお昼タイムの2人。
少し身体が楽になったのか、柔らかい笑顔を浮かべてる翔くんは、モグモグと口いっぱいにご飯を頬張ってる。
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翔菜(プロフ) - 風月さん» わー、わたしがくしゃみ好きってことも覚えててくれたのね！(笑)気にしなくていいよー、風月ちゃんが書きたいように書いて！増やしてくれる分には有り難く頂戴するけども！← こちらこそ、これからもよろしくね♪ (2015年1月4日 23時) (
レス) id: 05589e29cd (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 完結おめでとうございます！そしてありがとうございます！次回作もシェアハウスも楽しみにしています♪ (2015年1月4日 13時) (レス) id: 79190dc289 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 翔菜さん» コメントありがとう！ くしゃみのシーン少なくてごめんね！入れなきゃ！と思って最後の最後にくしゃみ翔ちゃん入れてみました。笑 時間のある時読み返して、組み込めそうな所があったらもう少しくしゃみ追加する！笑 次回作も一応決めてある！これからもよろしくね！！ (2015年1月4日 11時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - ことりさん» コメントありがとうございます！完結出来たのは叱咤激励して下さった読者のおかげです… どうしようもない作者ですが、これからもよろしくお願いします！ (2015年1月4日 11時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 果音さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(^^) そう言って頂けると本当に励みになります… 次回作、短編集含め、頑張って行きますのでこれからもよろしくお願いします！ (2015年1月4日 11時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2014年12月11日 12時
