検索窓
今日:2 hit、昨日:18 hit、合計:673,003 hit

32 ページ32

『、、、食べさせてくれないんですか』


 「なんでだよ」


 弱ると甘えるタイプか


 『、、、』


 ずっとゼリーを見て固まっている


 「、、、今日だけだからな」


 ゼリーをすくって


 口元に持って行くと


 小さく口を開けて食べた


 『おいしいです』


 「全部食えよ」


 それからもゆっくり食べさせたら


 全部食べ切った


 「あとは薬だな」


 右手に錠剤を出してあげて


 左手にコップを持たす


 「飲まないと治んないから」


 目をつむって薬を勢いで飲み込んだ


 、、、よかった


 薬まで飲ませろとか言われたらたまったもんじゃない


 『私、ただの風邪ですか?』


 からになったコップを見つめて聞いてくる


 「疲労とストレスらしい」


 『、、、』


 思い当たるふしがあるのか黙り込んだ


 「それについてはまた聞くから

  今は寝てろ」


 布団を肩までかけてやってから


 部屋をでる






.


 




 リビングに戻って


 ソファに体を沈める


 「はぁ、、、

  胸のドキドキが止まらない、か、」


 さっきあいつが言ってた言葉を思い出す


 熱のせいで思い上がってるだけだろうし


 本人もこの気持ちがなんなのか気づいていないだろうけど


 もし本気なら


 あいつの気持ちには応えられない


 「あー

  どうすっかな」

33→←31



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (446 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2004人がお気に入り
設定タグ:snowman , 目黒蓮
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あぼかど | 作成日時:2020年1月22日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。