目黒さんの家政婦です (ページ12)

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目黒side

　あー疲れた

　今日もみっちり仕事だった

　

　ガチャ

　あれ

　「電気ついてる」

　

　『おかえりなさい！』

　そうか、こいつがいたんだった

　「ただいま」

　『ハンバーグにしてみました！』

　ニコニコしたこいつから

　テーブルに目線をやると

　「うまそう」

　ハンバーグとポトフ

　『ご飯よそいますね

　手、洗ってきてください！』

　いそいそとご飯をよそいに行った

　、、、なんか可愛いな

　小動物みたい

　実際小さいし

　『目黒さん？』

　小動物を見てたら視線を感じたのか

　
　不思議そうに俺を見る

　「いや、なんでもない」

　手洗って着替えてこよ

　

.

　『服も着替えたんですね

　ハンバーグが大きい方に座ってください！』

　「ん」

　『いただきます』

　「いただきます」

　ハンバーグを口に運ぶ

　『、、、どうですか？』

　じーっと俺の顔を覗き込んでくる

　「うまいよ」

　『んふ、よかった』

　ニコニコと自分も食べだす

　「ねえ、身長いくつなの」

　『急にどうしたんですか』

　「いや、さっき小さいなーって思って」

　『私別に小さくないですよ

　 158です』

　「ちいせーじゃん」

　ムッとした顔で

　『目黒さんが大きすぎるんです！

　私は平均身長です！』

　おーおープンプンしてる

　「俺と30センチ近くかわるじゃん」

　『何センチなんですか？』

　「185」

　『それは大きすぎます』

　「羨ましいだろ」

　『もう、うるさいです

　ほら食べてください！』

　「ふはっ、はいはい」

　『もー』

　明らかにすねてる(笑)

　「明日はバイト？」

　『いえ、バイトは明後日からです』

　「明日俺オフだから

　買い物でもいくか」

　足りないものとかもあるだろうし

　『行きたいです！』

　めっちゃ嬉しそうに笑うじゃん

　「うし、じゃあ明日行こうな」

　ルンルンで箸を進めるのを見て思った

　なんだろラウールが女になった感じ

　愛嬌が可愛いよな

　妹ができたみたい