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目「準備できた?」
『できました!』
目「いくか」
『はい!』
玄関をでて先を歩く目黒さんについていく
『何で行くんですか?』
目「車」
『目黒さんが運転する姿は
さぞかしかっこいいでしょうね』
目「なに、昨日の仕返し?(笑)」
あ、バレた
『いーえ、本心ですよ』
目「絶対嘘じゃん」
『んふふ』
駐車場につくと
目「どーぞ」
とスマートに助手席のドアを開けてくれた
『助手席乗って良いんですか?』
目「逆になんでダメなんだよ
タクシーじゃないんだから」
『じゃあ、お言葉に甘えて』
目「どーぞ」
シートに腰を下ろすと
ドアを閉めてくれた
『、、、レディーファーストだぁ』
人生初だ
口角がゆるゆるになってしまう
目黒さんが
運転席に座ってシートベルトしながら私をみて
目「なにニヤけてんの」
真顔で言われる
『なんでもないです』
目「シートベルト」
『あ、はい!』
忘れてた
急いでシートベルトを引っ張ると
『あれ』
引っかかって降りてこない
『ん〜』
苦戦していると
目「あーもう」
急に目の前に目黒さんの顔が
『わわ』
カチャっとシートベルトをかけてくれた
目「まじでどんくさい」
ノールックで言われ
目黒さんはハンドルを握って車を発進させる
『す、すみません』
だめだ、心臓に悪い
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作者名:あぼかど | 作成日時:2020年1月22日 18時