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6:00AM
「ん〜ンン.....」
まだ眠たいけれど起きなきゃ
朝ごはんを作りたいから
ベッドから体を起こす
隣には天使のような顔で寝ている愛しい人
柔らかなほっぺた
ぷっくりとした唇
赤ちゃんのような可愛い顔
全てが愛おしくてそっと頬に唇を落とす
起こさないようにベッドから抜け出す
朝ごはんは宏光の好きな玉子焼き
お弁当にも玉子........と肉
昨日も「おいしかったー」って嬉しそうに
空のお弁当見せてくれたな
可愛い笑顔を思い出して頬が緩む
小皿に玉子焼きを乗せて
新しいお水を準備する
宏光、体動かす分、よくお水飲んでたから
「おはよう........今日もよろしくね」
目の前には笑顔の宏光
毎日同じ笑顔
他の表情見せてくれてもいいのに
久々に怒った顔も見せてよ
なんてね。
そろそろ起こさなきゃ
ベットに向かい体を揺する
「起きて.....遅れちゃうよ」
柔らかい髪の毛を撫でる
この髪の毛はほんとそっくり
薄らと開いたまぶた
すごく、眠そうで
そういう寝起きの悪いところも
ほんとそっくり
「ん〜あと少し......」
布団で顔を隠すから
「だーめ、起きなさい」
布団をはいで大きな声でそういうと
ムスッと唇尖らせて
ゆっくり起き上がり目をぐーの手で擦ってる
そういう仕草も全部、瓜二つね
顔を洗って戻ったきたところで声をかける
「パパに朝の挨拶は?」
「はーい、......パパおはようございます。
今日も天国から見守っていてください」
「...よく、できました.....さぁご飯食べよ」
宏光が笑ってる
今日も明日も笑ってるはず
私達を見ていてくれている、晴れた月曜日
そんな6:00AM
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作者名:tom | 作成日時:2020年7月4日 22時