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伏黒にとっては最悪のタイミングだっただろう。
Aは一度外に出て、電話に出た。
その電話は非通知と書かれていた。
『…はい、もしもし』
「……」
『…あの……』
Aが出ても、無言のまま
「……トントントン…トン」
その怪しげな音は、電話出なくても聞こえる音だった。
『…え…(一旦切って恵くんの所に…)』
『ひやぁっ!?』
「…動くんじゃねぇぞ」
そう言われ、Aの口を血色のない手で塞がれた。
後退りで、前の路地裏へ連れてかれた。
「…ふふっこんにちは!」
『…え』
「ちょっと人のものに何やってんの」
間違えなくこの声と一致していた。
その男は不気味な笑みを浮かべ
ツギハギの皮膚で、Aの頬に触れてきた。
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ユイ - ファンです!応援してます! (2021年5月16日 21時) (レス) id: a954c39e8d (このIDを非表示/違反報告)
桜 - わを好きですね (2021年5月13日 20時) (レス) id: 5d63a2a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブルーナ | 作成日時:2020年12月17日 23時