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元彼である伏黒恵…恵くんとバイト先で再会してしまった。
よりにもよってバイト先は……流石にもう来ないか。
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『いらっしゃいま…』
「…あっA」
いらっしゃいませの挨拶とともに伏黒と目が合う。
なんで来るのと態度で示しながら、今度はメロンパンとミルクティーをマイバッグの中に詰める。
レジ袋有料化になった今、マイバッグを持ち歩く人がかなり多いだろう。
伏黒もその一人だが、水色の女性が使うようなマイバッグを持参していた。
新しい彼女にでも貰ったのか。
あるいは伏黒のような紳士的な男は世の女性達も一度は目を引くだろう。
そんな女たちから貰ったんじゃないか。
別れたはずなのにAの心はどんどん掻き乱されていった。
(…嫉妬とか自覚したくないな)
『ありがとうございました〜。』
「…んじゃ」
今日は「また逢おうよ」と言われなかったことに少し寂しげに感じるA。
そういえは、明日もバイトあるんだ。
流石にもう来ないよね?
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ユイ - ファンです!応援してます! (2021年5月16日 21時) (レス) id: a954c39e8d (このIDを非表示/違反報告)
桜 - わを好きですね (2021年5月13日 20時) (レス) id: 5d63a2a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブルーナ | 作成日時:2020年12月17日 23時