サボりとメロンソーダ【zm】 (ページ5)

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4本目ページ5

「.........くぁ...ぁ〜......」

眠い。非常に眠いです。
ネットサーフィンしてると本当に睡眠時間削られる。やばいってー...
欲しいものはないけどただただかわいい服とか見たり推し見たりすると楽しいんだよね〜...時間忘れる。

眠い目をこすりながら学校へと足を進める。
今すぐ帰りたい。布団に潜りたい。私の恋人は布団。
お日様あったかいしぽやぽやする。
授業めんどくさいなぁ。教科書重いし、入学式から何日か経って授業も何回か受けたけどノート取る量多いし。

「.........メロンソーダ...のみたい.........」

私の命の源。
私の心を支える大切な柱。推しとメロンソーダがあれば生きていける。
校内の自販機にメロンソーダがあるのはとっても嬉しい。これだけでも学校に入学した甲斐があるってもんよ。
...言い過ぎか。

昇降口を通り抜けて前とは違う靴箱へ向かう。
教室に行く前に自販機行ってメロンソーダ買おう、と思いながら上靴を履き替える。
すれ違う名前を覚えていない先生に挨拶をしながら鞄から財布を取り出す。

小銭あるかな...
自販機のある場所へ向かえば朝早いのにも関わらずなにやら人影が見えた。