forty-one ページ42
廉side
俺、自分が嫌いになりそうやわ…
Aに、素直に好きって言えへんかった。
Aを、この腕から離してしまった。
なぜか、Aを離しちゃいけない気がしたのに。
・
・
Aを追いかける。
Aに、危険が及んでいる気がしたから。
廉「居たっ…」
・
息を切らしながら、Aに近づく。
でも、そんな優しい気持ちは一瞬で消えて。
・
・
一台の車が、Aにどんどん近づいている。
その車は、スピードを落とそうとしていない。
廉「…っ!!運転手が眠っとる…!?」
俺は、急いでAの元へと走った。
・
廉「危ないっ!!」
そう叫んで、Aを突き飛ばした。
・
それと共に、体に先走る痛み。
あぁ、俺轢かれたんやって思う。
目の前には、泣いている君。
・
泣かんでや…
ほら、笑って?
・
俺は、君の笑顔が好きなんだから。
精一杯の力で、Aの頬に触れる。
そして、俺は言うんだ。
「笑って?最期まで、俺に笑顔を見して?」
って。
・
別に、死にたいわけじゃない。
君に、笑って欲しいだけ。
『バカじゃないのっ…、笑え、ないよ…』
泣かんでや。
笑ってや。
廉「…笑ってる、Aが好きやから…
・
Aを、愛してるから…
幸せに出来なくて、ごめん…」
俺の頬を、一筋の涙が落ちる。
俺、死ぬんかなぁ。
・
・
A。
本当に愛してる。
今までありがとう。
・
・
・
さようなら。
・
242人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
汐莉 - ニコたん☆さん» 楽しみにしとく!! (2015年9月1日 21時) (レス) id: 856d0698a8 (このIDを非表示/違反報告)
ニコたん☆ - 汐莉さん» まぁ、そこは後々…。今は教えらんない、ごめん!! (2015年8月31日 16時) (レス) id: 441cea3f94 (このIDを非表示/違反報告)
汐莉 - ニコたん☆さん» 永瀬君が…。しぬってことはないよね?大丈夫だよね…。 (2015年8月31日 16時) (レス) id: 856d0698a8 (このIDを非表示/違反報告)
ニコたん☆ - こぐま☆さん» 最高でした!!たいぴー、みつ、玉ちゃんからはお手振りもらえて、藤北からはピース、玉ちゃんからは投げキッスが!!照 ニカちゃん、あんま来なかったんですよ〜泣 でも、誰かにお腹見せてました♪笑 とりあえず、もう楽しかったです!!! (2015年8月30日 22時) (レス) id: 441cea3f94 (このIDを非表示/違反報告)
こぐま☆ - キスマイのライブ、どうでしたか?? たいぴーとか!ニカちゃんとか!見れました?! 感想、教えてください♪♪♪めっちゃ気になります!! (2015年8月30日 21時) (レス) id: dfa789fb07 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:永瀬依存症.。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyanifann/
作成日時:2015年7月21日 15時