もう恋なんてしないと決めたのに。

eighteen ページ19

廉side





また、楓に呼び出されてもーた。





楓「ねぇ、廉？ヤろ？」









…はっ…？









何言っとんねん、こいつ。









ここ、屋上やで？









誰か来たら困るし、多分どっかから見えるで？








廉「いや…無理や「私に逆らうの！？」









楓「逆らうのなら、どうなるか分かってるでしょ？」









そう言い、怪しげな笑みを浮かべた後、






楓は俺にキスをした。









廉「や…めろっ！！」








俺は、楓を突き放す。








楓「いったぁ…何すんの！？」







廉「なぁ、楓。









俺ら、別れよう。」









楓「なんで…？私の愛を受け取ってくれないの！？」








廉「そもそも、楓のことは好きちゃうねん。」








楓「…嘘…嘘よ、こんなの嘘！！！！！！！」








笑いながら、膝から崩れ落ちる楓。









楓「退学にするわよ！？」








廉「別にいーわ。好きな人と居れるんなら。」







楓「私がその子を殺す！！！それでも？！」









しつこいなぁ。








廉「俺は、その子を守る為ならなんでもするから。」





我ながら、くさいセリフやなぁ。





でも、ほんまやで？









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Aちゃん。









楓「〜〜っ！！もういい！！」









そう言って、屋上から出て行く楓。









廉「やっと…別れれたんや…」









自由になれた。





もう、言いなりにならなくていい。







そして、







Aちゃんと恋愛ができる。









もしかしたら、初めて会った時から、惹かれてたんかもな。









運命なんて、信じてなかった。









だけど、この出会いは








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偶然じゃなく、運命だと思う。









好きだよ、Aちゃん。







君は、俺のことをどう思っていますか…？









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