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アルバイト ページ7

万事屋に着く頃はAはコケたり何かに衝突したりで身体中に擦り傷だらけになっていた。

そんなAのことを神楽が興味深そうに見たり、つついたりしていた。




「銀ちゃん、何コレ?
両目に何かが宿ってる人アルか?」


「フハハ…、ひれ伏すのだ、少女よ」




神楽の言葉に乗り気なA。
どうやらここは仲良くできそうらしい。

あのクッソ重たい荷物から解放され、ジャンプを手にとってソファに寝転がった。
まだ日は高いが、重すぎる荷物でもう疲労が凄まじい。




「銀ちゃん! コレ、新しいお手伝いさんアルか?
パシリアルか?」


「ねえ、わたしAって言う可愛い名前あるんですけどそっちで呼んでくださいよ」


「新しいアルバイトだ。茶の入れ方とか教えてやれ神楽」




顔にジャンプを被せ、息をつく。

任せるヨロシ!と神楽が言うと、バタバタと2人して外へと駆けて行った。
一体何をしようとしてんだか。


静かになった空間で、ふと考えてみた。


なぜ、桃花眼が迫害されるようになったのか。


昔は、桃花眼を持つ人も普通の人も、仲良く平和に暮らしていた。
迫害され始めたのはごく最近。

前将軍が、急に下した命。


『桃花眼を持つものは、迫害されるべきである。』


理由はわかんねェ、ただ、急にポンっと出された唐突な命だった。



(…考えても意味ねェか)



あくびを1つかいて、俺は目を瞑った。

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よぞら(プロフ) - はじめまして!今更ながら、読ませていただきました!最後の最後で、実は、、という終わり方にすごくゾッとしました!素敵なお話をありがとうございました! (2022年9月8日 13時) (レス) @page40 id: ecb3bbe5b4 (このIDを非表示/違反報告)
まるち.(プロフ) - (^^)vさん» ありがとうございます! (2018年12月26日 1時) (レス) id: b503c86c9b (このIDを非表示/違反報告)
まるち.(プロフ) - みささん» ありがとうございます! そうですね、とうかがん、と読みます! 注釈をつけずにすみません;; (2018年12月26日 1時) (レス) id: b503c86c9b (このIDを非表示/違反報告)
(^^)v - 更新頑張って下さい。 (2018年12月25日 23時) (レス) id: 6fdf847faa (このIDを非表示/違反報告)
みさ - 面白いです!応援してます!桃花眼ってなんて読むんですか?とうかがん? (2018年12月25日 21時) (レス) id: 817345b6d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるち. | 作成日時:2017年11月10日 20時

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