【逆先夏目】乱気流【蓮巳敬人】 (ページ22)

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蓮巳side

英「とりあえず停学処分にしといたよ。」

敬「そうか。助かる。」

英「これで一息つけるね。

敬人も少し休んだら？隈すごいよ？」

敬「……そうだな」

その時、バンっと扉が勢いよく開いた。

神「蓮巳殿！！」

敬「神崎……、せめてノックを」

神「A殿が！！」

敬「詳しく」

貴女side

藤本先輩停学処分になっちゃったんだ…

でも…よかったのかな……？

高「あ、Aちゃん。おはよう…♪」

『高峯くん！おはよー♪』

そういや高峯くんと話すことあまりないな…

クラスも違うし

仙石くんから話は聞くけど

私たちはそれぞれ下駄箱へ向かう。

『………え？』

バサバサっと音をたててたくさんの紙切れが落ちてきた。

《しね》

《プロデューサーやめろ》

《のろってやる》

『な、なにこれ……』

そうだ、靴は……

『ﾋｯ……！？』

なんだろうこれ、

黒い…

墨汁……？

でも誰がそんなこと…

藤本先輩…？

影「おはよ～…って、うわぁなんやこれ！？！？」

『あっ、か、影片…先輩……』

どうしよう、影片先輩に見られてしまった……

影「えらい酷い有り様やなぁ、、大丈夫か、？

誰やねんAちゃんの靴こんなんにしたの…」

そう言いながら影片先輩は落ちた紙切れを拾ってくれた。

口止めしとかないと、このままじゃまた蓮巳先輩あたりに伝わっちゃう…！！

『あ、あの、影片先輩！』

影「ん？なんや？

あ、この靴はお師さんのとこ持ってっとくわ。

所々破れかけとるし…、

きっとお師さんが直してくれるから安心せえ♪」

『えと、あ……、』

影片先輩はそう言い残して行ってしまった…。

『まずい』

高「なにが？」

『そうだ君もいたんだ高峯くん…』

高「…俺の上履きじゃ流石にでかいか」

『ん？何しようとして…』

高「スリッパじゃ歩きづらいでしょ？

まあ、仙石くんに借りるって手もあるけど…」

そんなことで悩んでくれてたのか！

申し訳ない…

『いいよいいよ、スリッパで大丈夫、』

高「ダメ。階段転んじゃう。」

『私なら転んでも大丈夫！』

高「Aちゃんだから転んじゃダメなの！

Aちゃんの顔かわいいし綺麗なんだから！

もし転んじゃったりしたら大変でしょ！｣

『あ……ぅ…、はい…』

高峯くんの真剣な眼差しに負けてしまった…

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みかちゃんと高峯の口調むずい