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りょうくんからコップを受け取って、寝てるてっちゃんの顔にそーっとかける。顔をぶるんぶるん振って犬みたいなてっちゃん。
「えっうそでしょなんでAがここにいんの？しかも水掛けてくるし誰やらせたの」
「やりたいって言ったのはAだよてつや」
「ごめんねてっちゃん久しぶり」
「……久しぶり。Aちょっとこっち来て」
「なに？」
どうしたのってベッドに座ってるてっちゃんに近付くと、ぐいって腕を引っ張られてぎゅっと抱きしめられた。えってっちゃん？てつやさんなにしてるのかな？？？なんか冷たいんですけど！って水かけたの私だけど！
「てっちゃん！はなして〜〜！」
「久しぶりだからいいかなと」
「だめです！りょうくんたすけて」
「ほらてつや〜？Aが嫌だって」
「ねぇてっちゃんなんかくさい」
「うそー？お風呂はいったよ一昨日」
「やだ！ほんとにたすけてりょうくん」
一昨日ってお風呂は毎日入りなさい！ばかあほてっちゃんめ。
「はい。てつや返してもらうからね」
ぐいって今度はりょうくんにひかれて、てっちゃんから引き剥がされる。おお、イケメン。これでときめくなっていう方が無理でしょ？距離近いどきどきする。
「大丈夫？A」
「…ありがとうりょうくん」
「ねぇ、なんでAがここにいるの？」
「りょうくんに連れてきてもらったんだよ、てっちゃん」
「だからなんでりょう？」
「今ね、りょうくんのお家に居候させてもらってるの」
はぁ？っててっちゃんが大きい声でそう言った。ここ数日で起こったことをざっくりてっちゃんに話すと、とりあえずは納得してくれた。んだと思う。たぶん。
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花(プロフ) - ななさん» 温かいお言葉ありがとうございます！拙い文章ではありますが、続けて書いていけるように頑張りたいと思います！ (2019年4月23日 23時) (
レス) id: 20c6cc5c87 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 初めまして！素敵な読み物ありがとうございます(*'▽'*)これからも作者さんのペースで投稿待ってます…！ (2019年4月22日 19時) (レス) id: 52db76b921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花 | 作成日時：2019年4月13日 20時
