【進撃の巨人】世界に生きる金髪の美男美女 (ページ9)

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『……』

(？「何でヒストリアは誰よりも出来損ないなの!？」)

(？「フロストだけで十分だ」)

(？「フロスト、お前の血はレイス家の中でも特別だ」)

(？「その血を____に渡してはいけない」)

『……チッ』

ミカ「偽名？どうしたの？」

『ミカサ……別に何でもないぞ？』

ミカ「そう？」

『ああ…』

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

『はぁっ！』

ザシュッ

ザシュッ

ザシュッ

ザシュッ

『……使っちゃダメだ』

『(フリーダ……この力は、やはり使わない方がいいのか？)』

駐屯兵「新兵！撤退だ！」

『あ……撤退の支援をしてきます！』

駐屯兵「おい！新兵！」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

『ん？……ガス切れか？』

『おい！お前ら！』

コニ「偽名!？」

サシャ「偽名さん！」

ジャ「何でここに!？」

『そりゃお前らの撤退が遅ぇからだろうがよ』

ジャ「ガス切れだ……」

『だよな～、ミカサも来ねぇし』

サシャ「あ、来ました」

『遅……』

ミカ「悪かった……ところでエレンを見なかった？」

『いや、知らねぇよ』

アニ「そこら辺にアルミンがいたよ」

『ふ～ん…』

アル「……」

ミカ「アルミン、大丈夫なの？」

アル「……」ｺｸ

ミカ「そう……エレンはどこ？」

アル「っ……」

ミカ「！……」

アル「訓練兵３４班

ミリウス・ゼルムスキー

ナック・ティアス

トーマス・ワグナー

ミーナ・カロライナ

エレン・イェーガー

以上５名は、壮絶な戦死を遂げました！

エレンは、僕の身代わりに……」

ミカ「……アルミン、今は感傷的になってる場合じゃない」

『……！』

ミカ「……私は、強い！

貴方達より、凄く、強い！……

ので、私なら１人でも、あそこにいる巨人共を蹴散らすことができる

貴方達は腕が立たないばかりか、臆病で腰抜けだ

とても残念だ

ここで指をくわえてたりしてればいい

くわえて見てろ」

バシュウゥゥ

『……』ﾊﾞｼｭｳｩｩ

『(ミカサの奴、行動で動揺を消そうとしてたな……)』

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

コニ「すげぇな偽名とミカサ

どうやったらあんな速く動けるんだ？」

『(動揺しまくりのミカサだがな)』

ミカ「……」ｼｭｩｩｩ…ｯ

『あ…』

ミカ「っ!？」

ミカサのガスが切れ、そのまま落下していった

アル「ミカサ！」ﾊﾞｼｭｳｩｩ

『チッ…』ﾊﾞｼｭｳｩｩ

『(エレンがいないせいか……？)』