story16 ページ18
ピンポーン
光の家に着いたのでインターホンを鳴らす。
「はい。」
光の声がする。
『私でーす。』
「あ、蜜?ちょっと待ってね、かぎ開けるから。」
「ん、いらっしゃい。」
『お邪魔します。ECHOとラブドールとアンチビートの音源と歌詞カード持ってきた。』
そういいつつ、中に入って定位置の椅子に座る。
光もこれまた定位置の、私の向かいの椅子に座って向かい合う形になる。
『まずはECHOからでいい?』
「ん、」
短めの会話。これがすごく心地いい。だから光と一緒にいるのは好きだ。
『じゃあ、THE CLOCK STOPPED TICKING FOREVER AGO のところは――――――
――――――WHEN I'M UP AGAINST THE ECHO IN THE MIRRORはこれでええよね?」
『・・・うん!いいんじゃないか?ちょうどいい感じにバランス取れてるし。』
「じゃあ次は、ラブドールで・・・・
――――――――――――――――――・・・・・・っよし!
終わったあああ!え、ヤバいなんかもうめっちゃ疲れたんやけど!!」
確かに光の言う通りだ。10時にここに来たっていうのに、
時計はもう13時を指している。
心なしかおなかもすいた。
『そうだね。ちょっと休憩したらどこかに食べに行く?
それとも、もうここで解散する?』
そう光に聞くと、
「え、蜜は作ってくれないん?ラーメン。」
『は?え、それは・・・私に作れと?』
一瞬光が何言ってんのか理解できなかった。
(・・・でも、)
『まあ、いいよ。ラーメン作ってあげる。インスタントの奴だけど。』
面倒くさいと思いつつも、わがままを聞いてしまう私はきっと光にベタ惚れなんだろう。
ついでに少しかわいいと思ってしまったなんて認めない
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MIEL(プロフ) - umiさん» ありがとうございます!!がんばりますね! (2017年8月24日 10時) (レス) id: 839cbe8fd9 (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - いいですね!!!!更新楽しみにしてます! (2017年8月23日 20時) (レス) id: 816f3ebfc4 (このIDを非表示/違反報告)
MIEL(プロフ) - せーさん» わあああああ!!ありがとうございます!!!感激。せーさんの企画、ホント最高でした!!あれ思いつくのはマジ天才。これからもよろしくお願いします!!! (2017年7月3日 22時) (レス) id: 839cbe8fd9 (このIDを非表示/違反報告)
せー(プロフ) - うおぉぉぉ!!!最高です!!!luzくん可愛いよぉぉぉ!!MIELさんのファンになりました!!これからも頑張って下さい!!! (2017年7月3日 19時) (レス) id: cc1ff23705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIEL | 作者ホームページ:
作成日時:2017年3月15日 15時