FILE128:バス停 ページ33
『い、いえ…』
「俺は伊達航。お嬢ちゃんは?」
『あ、私は__
「なんですか!?今の声は!!?」
この声は高木刑事!?
今ここで会うと色々とまずいんじゃ…
『あ、ごめんなさい!バスの時間が…!すみません!』
「え?あ、お嬢ちゃん!?」
私は後ろから聞こえてくる伊達さんの制止の声を振り切り、バス停へと戻った。
後ろを振り向くと伊達さんは居なかった。
よかった。追いかけて来てないみたいだ。
そして私はまたバス停のベンチに腰を下ろした。
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「__さん、__さん!Aさん!」
『はっ!?え、安室さん…?』
「ようやく起きた…。こんな所で寝てたら風邪ひきますよ?」
『え?』
目が覚め周りを見るとまた雨が降っていた。
『雨また降って来たんですね…』
「え?何言ってるんですか?お昼からずっと降ってるじゃないですか」
『え?でもさっきは雨降ってなかったですよ?』
「きっと夢ですよ」
『うーん…』
うん…。まあ夢だよね。だって伊達さん生きてるわけないし…。時系列だってバラバラだし。
「近くに車を停めてあるので送って行きますよ」
『え!いや、大丈夫ですよ!バスで帰れますので!』
「…バスですか?」
『はい!次のバス5分くらいで来ると思うので大丈夫です!』
何やら安室さんが顔を顰めている。
『安室さん?どうかしたんですか?』
「Aさん…。本当にこのバス停なんですか?」
『え?はい。ここで合ってると思いますけど』
なんせスマホ見ながら来たし。
「…ここバス通ってないですよ?」
『え?…いや、そんな筈は』
「それじゃあさっきまで居た所をもう一度良く見て下さい」
安室さんに言われて私は先程まで居た自分の場所をよく見た。
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かるぴん(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて読む手が止まりません。あと最初沖矢さんのセリフを「あとは盛る(さかる)だけですので」と読み間違えてしまいびっくりしました…笑 (5月24日 6時) (レス) @page27 id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - シオンさん» そうですねぇ…アニメの方だと爆弾を解体してる最中に松田さんから電話がかかって来て電話を取ってから約1分?くらいで爆発してるのでその前の話ですね。避難した後の松田さんとの会話は想像なので多めに見てください(・_・; (2021年11月24日 22時) (レス) id: 25695a5dd6 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あ、避難した後ならないかな。けど、松田さんとのやりとりがあるかな?楽しみにまってます。 (2021年11月24日 19時) (レス) @page48 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - なみ太郎さん» 松田さんにいう台詞ですよ。 (2021年11月24日 19時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - シオンさん» どこのセリフですか?? (2021年11月23日 20時) (レス) id: 25695a5dd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なみ太郎 x他2人 | 作成日時:2021年10月18日 2時