名探偵との恋のお話2【名探偵コナン】

涙を零して ページ6

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『ｯ…何…してっ！！』



男「ふふっ、うん、血で赤くなるAちゃんもいいね！かわいいよ！」



『何が目的？』



男「ん〜、Aちゃんが他の男と喋るからいけないんだよ？」



『…は？』



男「ホントはここまでするつもり無かったんだけど」



Aちゃんが僕のこと煽るから…と言いながら何度も何度も私の身体に切り傷をつける男



意味わからんし、と私は呟いて溢れ出る真っ赤な血液をただ眺めるしか無かった



切られて切られて切られまくって今何時だろう、とぼんやりする頭で考えた



そろそろ私の血も限界で意識が朦朧としてきていた



すると暗かった部屋に一筋の光が入り込んだ



コ「おい、テメー…俺のAに何してんだっ！」



え…し…んいち…？



私は朦朧とする意識の中、目の前の光景にびっくりしていた



まさか一人で乗り込んで来ると思っていなかったからだ



新一はすぐにサッカーボールで男を気絶させ、私の元へ向かってきた



『あ…りがと…ごめんね…』



コ「謝んなっ！謝るのは俺の方だ…ごめんな…傷、付けちまって…もうすぐ、高木刑事達も来てくれるからもう少し耐えろ！目、瞑るなっ！」



『ｯ…ごめん…』



私は一筋涙を零して意識を手放した

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