竜宮小の美人さんはみんなから愛されてます！ (ページ10)

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第9話五少年漂流記ページ10

ス/ノ/む/ボ「「んーーーーーー」」

名作「あれ、ここどこ？なに、なんでみんなに睨まれてるの？なんでAさんに膝枕されてるの！！？やばい、なんでこうなったのか全然思い出せないぞ…」

スウ「本当になんにも覚えてないのか？」

ノキ「全く人騒がせな奴だ」

名作「え、僕なんかした！？やば、思い出せ思い出せ…え～っと確か…」
ﾓﾔﾓﾔﾓﾔ

「「『うわぁぁぁぁぁぁぁ！！』」」
名作「もう！だからこんなイカダで海に出るのは危険だって言っただろ？！誰だよ絶対大丈夫って言った奴！！」

スウ「僕は多分大丈夫って言っただけだよ！！」

むす「僕も大丈夫っぽいって言っただけです！！」

ノキ「俺は深く考えない方がいいって言っただけだ！！」

ボル「俺は嵐の日に出ようって提案しただけだまんねん！！」

『私はなんで嵐の日？って言っただけです！！』

「「『どっぷぁぁぁぁぁ！！！』」」

名作「そうか思い出したぞ！って言うか僕悪くない！！」

ボル「なんだ思い出したか」

ノキ「覚えてないみたいだから全部名作のせいにしようと思ったんだけどなぁ」

名作「するな！！思うな！！」

むす「僕がお金を貸してるのも思い出しましたか？」

名作「え、…いや、借りてないし！」

むす「良かったちゃんと記憶が戻ってる！」

名作「どさくさに紛れてお金取ろうとしたねって言うかなんでAさん僕のことえっと…その、ひ、膝枕してたの？」

『寝ていたから、頭が砂だらけになったらダメだなぁって思って…ダメですか…？』(上目遣い)

名作「うっ……///い、いや、全然いいよ！ありがとう！」

ノ/ス/ボ「「んんーーーーーー！」」

名作「なんでまた睨まれてるの！！？」

ノキ「名作が寝てる間に島の探索をしてみたんだけど、人が住んでる気配はなさそうだったな」

名作「そうかぁ…無人島か…」

スウ「あと、名作が何も手伝わずに寝てる間に簡単な食料を集めてきたんだ」

名作「え～！凄いね！」

むす「名作くんがアホみたいに寝てる間に火も起こしておいたです」

名作「ん～、うん、」

ボル「で！！我々はあと何をすればよろしいんでしょうかね！！」

名作「嫌味が凄い！！気失ってたんだからそんなに責めないでよ」

スウ「でも、こんな無人島でこれからどうしよう？」

名作「あ、そういえば十五少年漂流記って言う名作があるんだ十五少年漂流記は無人島に流された子供たちが仲間割れしつつも最後は協力して脱出するって言う物語なんだけど…」