竜宮小の美人さんはみんなから愛されてます！ (ページ8)

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第7話六年寝太郎2 ページ8

A「じゃあ、一緒に本を読みませんか？」

六年「寝起きで字が並んでるの見たら吐いちゃうよ、でもAさんと一緒なら…」

名作「すぐ吐くなこいつ！しかもAさんと一緒に居ようとすんな！」

六年「それよりみんなで深呼吸して脳に酸素を送って目を覚まそ？」

名/ボ/ノ/A「「スゥーハァースゥーハァー」

名作「いや何一つ面白くない！！しかし三年寝太郎は水不足でピンチの村に川を引いて助けたってのに、六年寝太郎は全然動かないなぁ…」

A「クラスがピンチじゃないからですかね？」

スウ「大変だ！給食のカレーの鍋をひっくり返しちゃって全部こぼしちゃった！！」

名/ノ/ボ/む「「えーー！」」

むす「慰謝料を請求する！60万円だ！！」

名作「むすびががめついぜ」

スウ「本当にごめん！！カレーを、僕たちのカレーを！！」

名作「こぼれたカレー舐めたよね」

ボル「しかし、これはまさにクラスのピンチ！」

ノキ「水不足ならぬカレー不足のピンチ！」

スウ「寝太郎くん！助けて！！」

六年「しょうがないな、待ってて」

A「寝太郎さん！校庭に出て一体何を…」

六年「うぉぉぉぉぉぉぉ！！！！うぁぁぁぁぁぁ！！！！」

A「す、すごい…！」

ノキ「す、すげぇ」

むす「校庭に川を引いた……」

名作「いや、凄いけどカレー関係ない！！」

～次の日～
ラッ「えー、急に大きな川が出来たことで町中が大混乱しています」

名作「いや、大ピンチじゃねえか！さぁ、寝太郎くんこのピンチを救って！！」

寝太郎「ｸﾞｰ」

名作「あれ、寝てる？」

むすび「次起きるのはまた6年後です！！」

名作「使えねぇなぁ！！」

～めでたしめでたし～

その後の寝太郎の夢…

A「寝太郎さん！これみてください！綺麗なお花が咲いてます！」

寝太郎「どれ？…あ、ほんとだ…綺麗…」

A「ですよね！この辺りは紫色の花が多いですね…！なんか寝太郎さんみたいです…」

寝太郎「…？なんで？」

A「あっ！ごめんなさい、口に出てましたか…なんか、寝太郎さんって髪色も着物も紫色だから紫を見たら寝太郎さんだなーって思っちゃって…///」

寝太郎「…！ふふ、面白いね、あ、そうだAさんにこれあげる」

A「これは……ライラックですね！綺麗な紫…ありがとうございます、大切にしますね！」

寝太郎「う、うん！」

紫色のライラックの花言葉…「恋の芽生え」「初恋」